「(女性の身体に関する)トラブル」展
ベルリンの中心部から北東に位置する地区プレンツラウアーベルクに、シュタットバッド・オデルベルガーという建造物がある。ここは20世紀初頭に建築家ルートヴィヒ・ホフマンにより地区のプールとして建造され、旧東ドイツ末期近くま...
ベルリンの中心部から北東に位置する地区プレンツラウアーベルクに、シュタットバッド・オデルベルガーという建造物がある。ここは20世紀初頭に建築家ルートヴィヒ・ホフマンにより地区のプールとして建造され、旧東ドイツ末期近くま...
プレミオ・ボナルディ・パイオニア賞は、30代以下の若いキュレーターに贈られる賞である。2回目となる今年は、アンドレア・ヴィリアニの「ノー・マニフェスト」に決定した。若いイタリア人キュレーターが見事にまとめたこの魅力的な...
“エロティック”という言葉にはパワーがある。この言葉はセックス、色情、美、タブー、欲望、モラル、危険、など様々なミックスした意味を思い起こさせる。“素晴らしい” と “下品” の瀬戸際でもあり、他の何ものにも変えられない感情を...
これは、ロサンゼルスの中心街にあるレッドキャット・ギャラリーで行われたマーガレット・キルガレンの回個展の模様である。この模様に対して、かの有名な建築家・フランク・ゲーリーがデザインによる、まるで宇宙から舞い降りたよう...
それは良く晴れた日で、このままバルセロナでは暖かい天気が約束されていた。私たちの飛行機が滑走路に並び、出発のポジションにつく。隣に座った女の子が大きなクロスワードパズルの本に没頭していて、その様子は、その時間を過ごす...
ビジュアルと音楽の関係性を意識的に一つの媒体として落とし込み、そのどちらが主というのではなく、両面からアートとい領域にせまり、ビジュアルから音楽を感じ、音楽からアートを連想させ、またその逆も然りというコンセプトを持つ...
VANSのようなスニーカーブランドが、靴にアートを施すために働きかけることは、これが初めてではない。バルセロナのエクセレンスによる前衛ファッションショー「サーキット」などは、その良い例である。その中では2人の若いデザイナ...
雑誌ROJOは 20年も前からあるような気がするが、実際には今年で4年を迎えたところである。ROJOは最初、グラッフィック分野を中心に扱い活動していたが、次第に他の分野にも活動の手を伸ばしていく。今では音楽、CD、DVD、そして様々...
「コミュニケート」というのは、昨年ロンドンのバービカン・センターにて初めて発表されたイギリスのインディペンデントグラフィックデザインのここ40年の調査に基づく展覧会で、ブリティッシュカウンシルの助成のもと、ここ上海まで...
「時間」というのを考えてみる。どんなものでも作るには時間が必要だ。そう考えると、時間というのあらゆるものが生まれる「源」なのかもしれない。 「ファインタイム」とは、あるメーリングリストの中で生まれた札幌のクリエイタ...
それは単なる小さなブラック・ノートにすぎなかった。しかし、その小さなポケットサイズ、昔ながらのゴム紐や高名な歴史から、モレスキンはブラック・ノートのちょっとした純正な典型モデルになりつつある。フィンセント・ファン・ゴ...
人間は常に、“現実とは何か?”という問いに挑戦してきた。現実とは、本当に何なのだろう。現実と想像。現実と夢。マスコミやテクノロジー、インターネット達が作り出す流行が、現実を網目状の情報の中へと追い込んできた。 韓国人...