「ナッハ・デア・ナトゥア(自然によると)」展
ここ数年巷でベルリンが “最高にトンガッている” という噂を耳にする。こちらに来た当初は、まだまだ保守的かつドイツ的な垢抜けない旧西側のセンスに、少し浮ついたレトロスペクティブな東側のデザインだけが目についた。大したこと...
ここ数年巷でベルリンが “最高にトンガッている” という噂を耳にする。こちらに来た当初は、まだまだ保守的かつドイツ的な垢抜けない旧西側のセンスに、少し浮ついたレトロスペクティブな東側のデザインだけが目についた。大したこと...
50年代という時代は、他と比べて一般的に、世界中で “イタリアンスタイル” を確立するような注目がなされた時代だ。イタリアの特徴をもったデザイン、ファッション、シネマ、建築は一様に、楽し気なセンスのビジュアルに変換されて繁...
パリにある現代アートセンター、パレ・ド・トーキョーは、2002年のオープン以来、コンテンポラリーカルチャーの最先端にて飛躍的に成長を遂げ、今や全てのアートを愛する者達やファッションジャンキー達にとって、はずせない場所にな...
8月の頭に、とある若いラテンアメリカンたちの集団が、もっとも信望のある音楽カンファレンスに参加するためにニューヨーク・マンハッタンへと飛立った。そのラテン・オルタナティブ・ミュージック・カンファレンス(LAMC)は、アメリ...
約120の国々が参加している愛知万博。開催期後半とある8月16日、人気あるパビリオンの一つシンガポール館において、シンガポールデザインの展示が開始された。この展示は、シンガポール・カウンシルとシンガポール政府観光局による、...
8月20日から代官山の、ギャラリー・スピーク・フォーで開催された「TOKYO NIGHT CURUSING!!」。「CURUSING」とは「CURATION」と「CRUISING」を掛け合わせて作られた造語だそうだが、その名の通り、YENのキュレーションのもと集まった...
ヨーロッパにある最も小さい国が、世界最大の国に都市デザインをいったいどれほど教えられるのだろうか? 実に沢山ある。それが答えだ。もしもあなたがまじめに、オランダの建築設計会社MVDRVを中国に当てるのならば。 MVDRV、それ...
2005年8月19日・20日両日、第三回目となる、野外フェスティバル、カルタラス・トゥバルタス 2005が、レントバリスにて開催される。リトアニアからだけではなく、イギリス、フランス、フィンランド、ラトビアからも人々がやってくる。 ...
昨年私は、ロンドン・ポリスのストリートアート・グループのメンバーであったギャレット・チョウにインタビューをした。そのグループは解散してしまったが、ギャレットは今一個人のアーティストとしての位置を築いている。(彼はすで...
この熱いニューヨークで、カルチャーニュースを追いかけたり、そうしようと努力するのはとても難しい。ニューヨーカーは、この熱さを避けることこそが今最も重要なことなのである。さて、P.S.1では、この熱いさなか、ウォームアップ・...
「CMYK」は、マガジンカルチャーを発展させることを目的に、昨年よりスペインのバルセロナで開催されているインディペンデント・マガジン・フェスティバル。世界中から集まった雑誌やオンラインマガジンに触れることができ、それら編...
1970年の大阪万博から、早35年が過ぎた。そして今、愛知で開かれている万博「愛・地球博」。会期185日の中間点に近い7月9日、梅雨の合間の快晴に取材を試みた。 過去の万博とは一線を画す、多くの試みとは?そしてメッセージとは?...