Untitled, 2004 © Shigeru Hasegawa

伸びやかな筆致と色使いで独自の世界を描き出す気鋭の画家・長谷川繁の個展「2003-2004」が、Satoko Oe Contempararyで、1月25日から2月22日まで開催される。

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描かれているモチーフは身の回りのものが多いが、それらが重なり合うことで何か別の意味を与える長谷川繁の作品は、謎に満ちており、「絵画とは何か」という本質的な問いを見る者に投げかける。
2003年から2004年にかけてオランダを拠点に制作をしていた長谷川。オランダで制作していた作品と日本で制作していた作品が混在するこの時期の作品は、オランダ絵画や室内画を意識する要素も見られる。

長谷川は、1994年の初個展以来、精力的に作品発表を行ってきたが、2013年から2019年にかけては作品の発表を一切せず制作を続けてきた。空白の期間に、長谷川は一人何を考え、何を制作していたのか。
本展では、2003年から2004年にかけて制作された未発表作品５点が紹介される。

長谷川繁個展「2003-2004」
会期：2020年1月25日（土）〜2月22日（土）
開廊時間：12:00〜19:00（日・月・祝日休廊）
会場：Satoko Oe Contemparary
住所：東京都江東区白河3-18-8 第二杉田ビル1階
TEL：03-5809-9517
http://satokooe.com