2005年開始から10周年を迎える移動型バスミュージアム「モビウム」が、3月15日から4月3日まで「モビウム・ファイナルツアー」を行なう。モビウムとはバス自体をコミュニケーションメディアとして、様々な場所に赴き、移動、場所性、環境情報を扱った移動型メディアプロジェクトを展開してきた。

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例えば位置情報や環境情報を使い、場により変化する乗車体験型作品の実験や、近年は移動型ラボとしてデジタル加工機器を運んで移動ワークショップなども行なってきた。しかし車体の老朽化や排ガス規制エリアの拡大などにより、ファイナルツアーとしてこれまで巡って来た会場を改めて訪ねる。

１年間かけてプロジェクトメンバーとともに移動に関するアイディアを意見交換し、制作を行った作品を搭載。モビウムの展示のほか、活動報告会なども開催されるので、巡回会場を訪れてみてはどうだろうか。

MOBIUM FINAL TOUR
会期：2016年3月15日（火）〜4月3日（日）
巡回会場：情報科学芸術大学院大学／IAMAS（3/15）、名古屋大学豊田講堂前（3/17）、松本市（会場調整中、3/19〜20）、TAKE SPACE FabLab浜松（3/21）、NPO法人 淡路島アートセンター（3/23～24）、NPO法人 BEPPU PROJECT（3/25～26）、山口情報芸術センター／YCAM（3/27～28）、京都市（会場調整中、3/30）、八広 highti（4/3）※東京都ディーゼル規制のためバス移動ではなくプレゼンテーションのみ　　
主催：モビウム
問合せ先：info@mobium.org
https://www.mobium.org