KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は京都を舞台に毎年開催される国際的な写真祭。現代的な建物や歴史的建造物まで、今年は市内16カ所で展示を行った。作品展示は、ギャラリーのフォーマットにとらわれず、空間に合わせ工夫されており、...
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は京都を舞台に毎年開催される国際的な写真祭。現代的な建物や歴史的建造物まで、今年は市内16カ所で展示を行った。作品展示は、ギャラリーのフォーマットにとらわれず、空間に合わせ工夫されており、...
宙に浮かぶデジタル映像など、バーチャル・リアリティが現実空間に混在する近未来では、『虚構との対峙』が現代人の新たな課題となる。しかし、日本人は古来より「実体以外の物の存在」を認識する精神文化を持ち、浮世絵や漫画など、...
スイスで美術館が一番多い都市バーゼルでは、毎年6月中旬頃に世界最高峰のアートフェア、アート・バーゼルが開催されている。催しの一週間の間は、ローカルな街の雰囲気はガラッとインターナショナルな空気に変わり、英語が飛び回り...
パリにおけるデザインの主要ハブのひとつである「Design D’Days」の17回目が5月に開催された。今回のテーマは「ゲーム」。展覧会から様々なイベントまでを網羅し、集まった14,600人の人々を魅了した。メイン会場となったパリ装飾美術...
2017年度世界報道写真展の大賞に、トルコのフォトグラファーブルハン・オズビリジによる「An Assassination in Turkey(あるトルコでの暗殺)」が選ばれた。トルコ人警察官メブリュト・メルト・アルトゥンタシュが、アンドレイ・カル...
なぜ「night lie」(夜の嘘)なのか、泉太郎は展覧会のテキストの中でこう語っている。 『映像について考えるには夜について研究するのがよいと気付いたのは、12月の夜中にパリの川べりから町の中を歩いていた時でした。(中略)映...
北海道発の新しいクリエイティブ・カルチャー(現代アート、デザイン、音楽、文学など)を発信する目的で、本誌が監修している札幌の文化複合施設「ミュージアム」1階にて、店舗内で現代アートの空間展示を行う新企画「ストア・イン...
毎年4月に開催される巨大な国際家具見本市の名称より「ミラノ・サローネ」と多くの人々が呼んできた、この街で開催される無数のデザインプレゼンテーションの祭典も、いつしか「ミラノ・デザイン・ウィーク」という名前で、世界のデ...
旧満州国出身、83歳の現代美術家が脚光を浴びている。林田嶺一は、少年の頃に植民地時代のアジア各国で目にした記憶と広告をモチーフに、コラージュや半立体の板絵などの彩り鮮やかな「ポップ・アート」(広告など大衆消費社会のイメ...
植民地時代のイギリス軍施設跡地に、2012年、シンガポール最大のアート地区として作られたギルマン・バラックス。そこにパブリックアートを展示するための企画展「ロック・ルート」が、6月30日まで開催されている。キュレーションは、...
2017年2月24日、中国を代表する写真家レン・ハンが29歳という若さでその命を絶った。スウェーデン・ストックホルムの写真美術館フォトグラフィスカで、彼の個展「ヒューマン・ラブ」がスタートしてから、6日後の出来事だった。その死...
3月18日から千葉・市原湖畔美術館で「カールステン・ニコライ:パララックス」展が開催されている。日本国内の個展としては、約15年ぶりであり最大規模となる本展では、市原湖畔美術館の独特な空間設計に合わせた、日本未発表の作品を...