「The pattern (zebra)」 © 山口聡一, 2016年

『視覚意識』をテーマに作品制作し、近年は香港で発表を続けて来た山口聡一による国内での個展が、セゾンアートギャラリーにて2月3日〜3月1日まで開催される。

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モノが持つ情報は、同じモノを見ていても受け取り手によって変化したり、別のモノとして捉えられる事がある。『モノを見る』という行為が、その情報を処理するそれぞれの意識と関わる事で、その『モノの意味』は流動的に変化する。

本展では、無機質な背景のキャンバス上で１つのモチーフを複数密集させたシリーズを発表。多面的な透視図法で表現される画面配置は『違和感』として観た者の意識に残り、作為的に残された筆後が絵画の『リアリティ』として異形な集合体を浮かび上がらせる。

山口聡一個展「The patterns」
会期：2017年2月4日（土）〜3月1日（水）
オープニングパーティー：2月3日（金）18:00〜20:00
時間：11:00～18:00
会場：セゾンアートギャラリー
住所：東京都渋谷区神宮前3-6-7 1階ギャラリー
https://sezonartgallery.com