アーウィン・レートル展「インモーション」

NEWSText: Satsuki Miyanishi

Erwin Redl Floating, in Silence, 2013

ビットフォームスギャラリーにて、オーストリアのアーティスト、アーウィン・レートルによる約10年ぶりとなる個展「インモーション」が、2月6日から3月15日にかけて開催される。

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彼は、2002年のホイットニービエンナーレで注目を集めた建築的要素を含む没入型の大規模ライトインスタレーション、2010年にオハイオ州のウェクスナー芸術センターで展示された彼の代表作としても知られる、コンピューター制御の野外LEDインスタレーション「フェッチ」などこれまで多くのインスタレーションを発表してきた。

ニューヨークでは初となる今回の展覧会では、物に対する光、風、重力のような小さな力による影響の研究をもとに、アーウィン・レートルは小さくて動的な立体作品の分野に挑戦する。例えば、「レビテイト」という作品は31のガラスパイプが壁全体を垂直に覆う。それぞれのパイプは、小さな全て決まった動きに制御されているファンが底に備えられており、ピンポン玉をパイプ内で浮かせる仕組みになっている。

Erwin Redl “InMotion”
会期:2014年2月6日〜3月15日
時間:11:00〜18:00(日・月曜日休廊)
オープニングレセプション:2月6日18:00〜20:30
会場:bitforms gallery
住所:529 West 20th Street 2nd Floor, New York, NY 10011
TEL:+1 212 366 6939
http://www.bitforms.com

Text: Satsuki Miyanishi

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