
ヤーン・ボンビング
天気の良い晴れた日に外を歩いていると、急に自分の街がいつもより素敵に見える事に気付く。木々の色はもはやただの緑と茶色ではない。道行くところにある銅像はマフラーを首に巻いたりやニット帽を頭にかぶりだした。駐輪用の柱には...

天気の良い晴れた日に外を歩いていると、急に自分の街がいつもより素敵に見える事に気付く。木々の色はもはやただの緑と茶色ではない。道行くところにある銅像はマフラーを首に巻いたりやニット帽を頭にかぶりだした。駐輪用の柱には...

デザイン・ウィークはその町で一番優れた物を地元の、そして海外の人達に紹介する。それはコペンハーゲンでも例外ではない。デンマーク人はサステナビリティ(持続可能性)と汚れない組織、この二つに革新的な考えを持つ才能ある...

東日本大震災 3.11 から間もない頃、花人・川瀬敏郎と写真家・上田義彦のコラボレーションによる「鎮まる」の撮影は行われた。 『花は花の事情で己から鎮まる。それは人間にとって絶対他者であるが故に、人を救うことができる。』 ...

日本でほぼ見かけることはないが、パリでは黒のシルクハットを被り、白いシャツ、黒のスーツを着た人達を多く見かける。彼らがユダヤ教徒であることを知り、頭にユダヤ人を意識するようになったのは、ここに着いて間もなくしてからだ...
北海道・十勝地域の美術の歴史を年代ごとに見せる展覧会「十勝の美術クロニクル」が、7月から道立帯広美術館で開催されている。十勝地域は道内でも近年、アート活動が目覚ましい地域のひとつ。本展は、その十勝における開拓期の美術...

2011年8月9日、スイス・ルツェルン KKLコンサートホールにて、世界的な音楽祭「ルツェルン・フェスティバル」と音楽事務所「KAJIMOTO」による文化復興プロジェクト「ARK NOVA」(アーク・ノヴァ)の概要発表が行われた。当日はクラウ...

大阪の中心部を流れる堂島川を望む堂島リバーフォーラムにて、今年で第二回目となる堂島リバービエンナーレ 2011が現在開催されている。 会場風景 今回の題目である「ECOSOPHIA(エコソフィア) 」には、エコの哲学を実践する...

現代アートに関わる者にとってベルリンは憧れの街であったはずだ。少なくとも私にとってベルリンは住む以前からアートの街という印象があり、そのイメージは実際に住んでからも損なわれることはなかった。しかし最近の現代アートとこ...

東北地方の文化や手仕事の魅力について紹介する特別企画「東北の底力、心と光。 「衣」、三宅一生。」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで7月26日から31日までの6日間開催された。 かつて柳宗悦が、「日本でのみ見られるも...
本を見た目で判断してはいけないと、親達はわたしたちに言う。しかし、ビジュアル・アートや印刷の世界では、見た目は中身と同じくらい重要である。 デザインブログ「THEARTISTANDHISMODEL」のヤンダがキュレーターをつとめる ...

『イギリスには低価格で質の高い書籍に対する非常に幅の広い読者層が存在することを信じ、それに全てを賭けた』—アレン・レーン(ペンギン・ブックス創始者) ペンギン・ブックスから出版された新旧の書籍を揃えた斬新な展示をお勧...

『何かで読んだことがあった。ある死刑囚が、死の一時間まえに、どこか高い絶壁の上で、しかも二本の足をおくのがやっとのようなせまい場所で、生きなければならないとしたらどうだろう、と語ったか考えたかしたという話だ、−−−まわり...