「グラフィックス:デザイン・ナウ」展
最近ある人から、私が以前紹介した「ゲーム・オン」展についてのレポートを批評するメールが来た。実際に誰かが記事を読んでいるのだという事実として私はそれを受け止め、そして密かに嬉しかった。とにかくその人が言いたかったのは...
最近ある人から、私が以前紹介した「ゲーム・オン」展についてのレポートを批評するメールが来た。実際に誰かが記事を読んでいるのだという事実として私はそれを受け止め、そして密かに嬉しかった。とにかくその人が言いたかったのは...
トニー・シャフラジ・ギャラリーで行われているデヴィッド・ラシャペルの「オール・アメリカン」展。私が行った日の会場は、ファッション関係者、モデル、編集者、そしてダウンタウンのストリートシーンで活躍する人達で溢れ返ってい...
建築の概念を発展させ、都市生活に疑問を投げかけるためにビデオゲームを使用する6人のアーティストを集めた展覧会「ゲーム・オーバー・シティ」が、2ヶ月間に渡ってランスという街で開催されている。古くからシャンパンの産地として...
目的地へ向かう電車の中、台風一過でその濃さを更に増した緑を眺めながら、私はこれから待ち受ける未知のアートの世界へと胸を踊らせていた。久し振りの遠出でもあるからだろか。そのアートイベント、デメーテルの会場がある北海道帯...
6月13日、14日、15日の3日間、バルセロナは一歩先を行くアートと音楽で一色に染まった。3日間で行われるこのイベントでは、250以上のアクティビティ、50のライブコンサート、70以上のDJパフォーマンス、90本の映画上映、インスタレー...
4月24日から開催されているこの展覧会は、「疾走するアート:フェラーリ&マセラティ」と題され、イタリアが生んだ魅力的な2つのクルマメーカーを、アーティスティックな視点で捉えなおすという意図が込められている。 『クル...
私達はよく、目の前にある出来事を当たり前の事と思ってしまう。特に人生の中の些細なことがそうではないだろうか。フランス人アーティスト、ギルス・マソの作品展「街灯としての私の人生」では、私達の身近にある静かなる存在をカメ...
オーストラリアに住む先住民が築き上げて来た文化は、世界全体のいかなる文化の歴史よりも長く、現在も続いているものだ。この広大なオーストラリアの大地との関係を彼等は形成し、過去と現在両方において、オーストラリアでの生活の...
エバンジェロス・パパゾグローは最近、ちょっとハートブレイキングなアルバイトを経験した。恋人に別れを告げるのは、とても胸が痛むこと。しかし彼は、このプロジェクトの成功の為に2ヶ月間部屋に閉じこもり、ポール・サイモンの...
マドリッドに夏がやって来た。靴も冬靴からサンダルへ。温度計も20℃から40℃へと、いとも簡単に上昇して行く。カルチャーの温度も、気温の様にぐんぐん上がって行く。何故なら「フォトエスパーニャ」が今年もやって来たからだ。今年で...
居住性、建築、デザイン、エンターテインメント、リフレクションという同じ基本的な考え方を共有する5人のアーティストが、私たちをファジーな世界へと導いてくれる。アートが行動になり得ること、それが分野間の対話を確立し、文脈の...
グラフィックデザインや広告産業において、アートディレクションは、製品完成までの重要な役割を担っていることは確かだ。そしてかの有名なニューヨーク・アート・ディレクターズ・クラブ・アワードが今年も開催され、本年度の受賞者...