HAPPENING
タラ・ドノヴァン「 無題(マイラー)」
私自身がタラ・ドノヴァンの作品に心酔していることをまず認めなくてはならない。単純に、ニューヨークに住み始めたこの10年で鑑賞した中でベストの作品である。 今でも鮮やかに思い起こすのは2002年に訪れた空間。床には珊瑚...
HAPPENING
私自身がタラ・ドノヴァンの作品に心酔していることをまず認めなくてはならない。単純に、ニューヨークに住み始めたこの10年で鑑賞した中でベストの作品である。 今でも鮮やかに思い起こすのは2002年に訪れた空間。床には珊瑚...
HAPPENING
75回目を迎えるホイットニー・ビエンナーレは少し変わったショーだ。過去2年のアメリカンアートを総括しているというよりは、どちらかと言えば、不況、戦争、ノスタルジアを反映した表現をしている。55人のアーティストによる作品の...
HAPPENING
ティム・バートンの広範囲に渡る作品の回顧展が4月26日までニューヨーク近代美術館で開催中だ。会場は、2つのフロアで構成され、彼の有名な映画、シザーハンズ、ナイトメアー・ビフォア・クリスマス、バットマン、マーズ・アタッ...
HAPPENING
9月17日から20日までの週末の間、ニューヨークは創造と表現の実験室に変身した。これは「 コンフラックス・都市心理地理学フェスティバル」の一貫である。ギィ・ドゥボールによって作られた「心理地理学(サイコジオグラフィー)」と...
PLACE
私は友人のブレンダン・フィッツジェラルドと地下鉄に乗っていた。彼は、おもむろにハイ・ラインで撮った1枚の写真を見せてくれた。それは、実業家たちのメランコリーを捉えた魅力的な写真だった。飽くことなき土地開発で、その...
HAPPENING
Design Glut "Dow Jones Handkerchief" ニューヨークの5月は、「デザイン・マンス」(デザイン月間)と呼ばれるように、ICFFやブルックリン・デザインが展示会にさざなみをたたせ、市内でオープンスタジオが行われる。ローカル...
HAPPENING
ニューヨーク市立博物館にて、チェルシーのコンドミニアム「HL23」のアメリカの建築家ニール・ディナーリによる建築予定計画にフォーカスを当てた新しい展覧会が開催された。 ディナーリ氏はその多くは未だかつて建てられてい...
HAPPENING
10月のとある日、ギャラリー・アイビームに入るや否や気がつくものは、宙に浮く、巨大な白いボール。その下には、フロアに敷かれた大きなビデオプロジェクター。それが映し出すメッセージは、「どうして生きているの?」 かな...
HAPPENING
私の最初のリチャード・セラ回顧展は、ニューヨーク現代美術館(MoMA)5階のカフェテラスからクレーン車が庭に突き出る巨大な鉄板を吊り上げるのを眺めながらはじまった。 5階カフェテラスからの展望 アーティスト本人が30ト...
HAPPENING
9月9日、気持ちがよく暖かい土曜の午後、本物のニューヨークの奇妙なショー、アート・パレード2006が行われた。ダイチ・プロジェクト、クリエイティブ・タイム、ペーパー・マガジンが主催するこの年に1度のパレード第2回目は、ヒュ...
PEOPLE
蒸し暑かった月曜の夜、コンゴのテクノバンド、Konono No. 1(コノノ・ナンバーワン)が、ニューヨークのSOB'sに帰ってきた。その前日、彼らはセントラルパークで無料コンサートを開いた。2回の予定が1回になったからだ。 私たち...
HAPPENING
ビットフォームズ・ギャラリーにてピーター・フォーゲルの20年以上ぶりのニューヨークでの個展が4月20日から5月20日にかけて行われた。 ピーター・フォーゲル(1937年、ドイツ)は、インタラクティブ・エレクトリック彫刻のパ...