HAPPENING
ドクメンタ 12
6月16日、ドイツ、カッセルで国際的な12回目となる展覧会、ドクメンタ12が開催された。今回は総合ディレクターにロゲール=マルティン・ビュルゲルを迎え、彼の妻であるルト・ノアックとともにこの展覧会は立ち上げられた。 Ai W...
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6月16日、ドイツ、カッセルで国際的な12回目となる展覧会、ドクメンタ12が開催された。今回は総合ディレクターにロゲール=マルティン・ビュルゲルを迎え、彼の妻であるルト・ノアックとともにこの展覧会は立ち上げられた。 Ai W...
HAPPENING
ロンドンの繁華街の程近く、ソーホー地区にフォトグラファーズ・ギャラリーがある。一人の写真家にフォーカスした展示から、イメージをめぐる歴史的な検証にいたるまで、その名の通り写真を専門としたギャラリーだ。 国際的な写真...
HAPPENING
ギャラリーに向かって階段を抜けると、黒いそれがギョっとおもむろにあらわれた。天井から通り抜けてきて、微妙に浮かんで静止している。奥にはブラック・オン・ブラックとでも言えそうな一連の平面作品。2月3日から3月4日まで、ナン...
HAPPENING
『こんな夢を見た。』 夏目漱石の短編『夢十夜』は、漱石がかつて見た十の夢のはなしだ。潤いのある黒い眼で、もう死にますと云う女性の話や、無造作な彫り口で凛々しい仁王を露わにする運慶の話。夢うつつに磨き澄まされたフレー...
HAPPENING
今月は画廊を巡り、目に留まった展示を幾つか紹介しようと思う。 まずは、ブラジルの若手ビデオアーティスト、マルセルヴ L.。会場中心に足を進めると、手前側に角のせり出した大きな壁が設置されていた。そこには、水中に沈んだロ...
HAPPENING
2006年初めに六本木にオープンした新たなギャラリー、magical, ARTROOM。このギャラリーから目が離せない。なぜなら、「マジカル」という微妙で絶妙な響きとともに、どの展示も飛び抜けて魅力的だからだ。 現代アートシーンを牽引...
HAPPENING
ベルリンに来た頃から漠然と感じていた事だが、ここヨーロッパでは、あたかも国というものが存在しないかのごとく、比較的自由に国境の上を行き来する人が多い印象があった。この印象を善くも悪くも裏付けてくれたのが今回紹介する展...
HAPPENING
アートフェア、ボーデ美術館の開館、レベッカ・ホルン個展等々10月のベルリンは色々なイベントが目白押しだったが、今回は、地下鉄アレクサンダープラッツ駅構内で行われた、少し突拍子も無い、そして強かな展覧会を取り上げようと思...
PLACE
9月15日夜、青山の路地裏でものすごい人だかりができていた。DJブースには沖野修也やDJムロ、道端ではゴリゴリなストリートクルーから、ゴージャスでキュートな女性たち、クレヨンでお絵かきする子供たちまで楽しげな賑わい!そう、こ...
HAPPENING
夏から秋へ8月19日から9月17日まで、ナンズカ・アンダーグラウンドで、アダプターの展覧会「眩暈(めまい)」が開催された。アートディレクター針谷建二郎が主宰するグラフィックアート集団アダプターの、日本では2年ぶりとなる展覧会...
HAPPENING
21カ国、約60人のベルリン在住のトップアーティストが一堂に会した展覧会「ANSTOSS BERLIN」(ベルリンの衝突)がハウス・アム・ヴァルドゼーで開催された。この美術館は、ベルリンの郊外にあたるダーレム地区に位置しており、1946年...
HAPPENING
夏本番の7月28日から8月13まで、ギャラリー・スピーク・フォーで「MATZU-MTP EXPO」が開催された。飛騨高山に生まれ、オレンジカウンティで育ち、現在ニューヨークで暮らすMATZUは、ストリートシーンとコンテンポラリーアートの交点に...