第20回 文化庁メディア芸術祭
去る9月16日から28日まで、文化庁メディア芸術祭受賞作品展が開催された。今年で第20回目の開催となった当展では、世界88の国と地域で4,034作品の応募の中から選出された約150点以上もの展示が行われた。 提供:文化庁メディア芸...
去る9月16日から28日まで、文化庁メディア芸術祭受賞作品展が開催された。今年で第20回目の開催となった当展では、世界88の国と地域で4,034作品の応募の中から選出された約150点以上もの展示が行われた。 提供:文化庁メディア芸...
アルヴァ・アアルトは、フィンランド出身の最も重要な芸術的人物である。建築家であり、デザイナーでもあったアアルトは、フィンランド全体の都市化計画から家具のデザイン、照明、美術まで、全てを概念化してきた。アートとテクノロ...
2017年は10年に一度のアートイヤーと言われる。2年に一度のヴェネツィア・ビエンナーレ、カッセルとアテネの2都市での開催が話題となったドクメンタ、そして1977年の開始以来、10年に一度という長期スパンを貫いているミュンスター...
シンガポールのクリエイターを世界のアート・シーンで紹介する「シンガポール:インサイド・アウト」が、東京のバンクギャラリーにて8月25日から27日の3日間に渡り開催された。様々な分野で活躍するシンガポールのクリエイターやアー...
不思議な映像と先端テクノロジーを融合したアートは、ユーゴ・アルシエにとって目新しい表現ではない。社会的メッセージと変動する3Dの融合で芸術的概念の境界に迫る事が、アルシエの創造の柱の一つになった、とすれば、それは、彼が...
エモーショナルの掛け算。みんなの願いが美しく心に刻まれる。 インタラクティブ・クリエイティブ・カンパニー、バスキュールが日本テレビとタッグを組み、日本の古くからの伝統的な風習である七夕をアップデートすべく、人...
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は京都を舞台に毎年開催される国際的な写真祭。現代的な建物や歴史的建造物まで、今年は市内16カ所で展示を行った。作品展示は、ギャラリーのフォーマットにとらわれず、空間に合わせ工夫されており、...
宙に浮かぶデジタル映像など、バーチャル・リアリティが現実空間に混在する近未来では、『虚構との対峙』が現代人の新たな課題となる。しかし、日本人は古来より「実体以外の物の存在」を認識する精神文化を持ち、浮世絵や漫画など、...
スイスで美術館が一番多い都市バーゼルでは、毎年6月中旬頃に世界最高峰のアートフェア、アート・バーゼルが開催されている。催しの一週間の間は、ローカルな街の雰囲気はガラッとインターナショナルな空気に変わり、英語が飛び回り...
パリにおけるデザインの主要ハブのひとつである「Design D’Days」の17回目が5月に開催された。今回のテーマは「ゲーム」。展覧会から様々なイベントまでを網羅し、集まった14,600人の人々を魅了した。メイン会場となったパリ装飾美術...
2017年度世界報道写真展の大賞に、トルコのフォトグラファーブルハン・オズビリジによる「An Assassination in Turkey(あるトルコでの暗殺)」が選ばれた。トルコ人警察官メブリュト・メルト・アルトゥンタシュが、アンドレイ・カル...
なぜ「night lie」(夜の嘘)なのか、泉太郎は展覧会のテキストの中でこう語っている。 『映像について考えるには夜について研究するのがよいと気付いたのは、12月の夜中にパリの川べりから町の中を歩いていた時でした。(中略)映...