コレット・ニュース 7月 2010

COLETTEText: Guillaume Salmon

ギョーム・サルモンは7年以上もの間、コレットのプレスを担当し、あらゆる文化と世界が集まるパリでの人生を楽しんでいる。フランスのウエストコースト出身の彼だが、これまでもこれからも永遠にパリジャンであり続ける。その理由はただひとつ、パリは魔法の街だから!コレット的生活を誇りとし、歓びとする彼から、毎月お勧めのリストをお届けする。

コレット・ニュース 7月 2010

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アムステルダムとロンドンを拠点にしているクリエイティブ・エージェンシーで出版社のケッセルスクライマーがホクストン・スクエアにある自身のショップのKKアウトレットとコレットにて、サマーシーズンを楽しむショップスワップを展開。それぞれのショップでは、おもしろアイテムや本、世界中の様々なアーティストによるデザイン(KKアウトレットでは、ダーセル、Irina Dakova、アンドレによるオリジナル作品も)を取扱い、この企画のために特別につくったイエスノー・スタンプ、スカーフ、(ハッピー・ソックスの)靴下などもラインナップに。コレットでは7月5日から31日まで、また、ロンドンのKKアウトレットでは7月1日から8月28日まで。

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colette surprise
サプライズ・パック!!!子供の頃に小さなプレゼントが沢山入った袋をもらった時の嬉しかったことを思い出してみて。そんな楽しみは大人になっても続くもの。なぜならコレットから「コレット・サプライズ」が誕生したから!中に何が入っているかは内緒。言えるのは飴が連なったネックレスはないということだけ。あと理想的なバースデイプレゼントにもなるし、パリからの最高のおみやげにも。誰かをただ驚かせたいときのギフトにも最適!

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Avon Celli 1922
1922年にミラノで創立したアヴォンチェリはもともとメッシュ製水着をつくるために誕生。その機転の良さで、ブランドは時と共にシックでラグジュアリーなイタリアンファッションの代名詞となった。ハリウッドからマジソンアベニューまで、彼らのデザインはフランク・シナトラ、ゲーリー・クーパー、ロナルド・レーガン、ジャンニ・アニェッリ、ピカソなど著名人が愛用していたことでも知られている。60年以上もステイタスのシンボルとして君臨しているアヴォンチェリ1922。その(ポロシャツの発案者でもある)アヴォン・チェリの後継人として、もとキルガーにいたカルロ・ブランデッリがコレクションを担当することに。パリのコレットにて独占登場。

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The north circular
この冬コレットに登場する、ザ・ノース・サーキュラーのモットーは、「おばあちゃんによる手編み、スーパーモデルによるサポート」。おしゃれな4人の女の子(マーティン卒のキャサリン・ポールトン、アリス・シェルビー、イソベル・デービスと、スーパーモデルのリリー・コール)がニットウエアコレクションを立ち上げた。マフラー、手袋や、おばあちゃんの手編み風小物など、イギリスのウェンズリーデールで生産される珍しい羊毛を使用している。この女の子たちは才能だけでなくモラルも持ち合わせ、収益の10%は「エシカル・ジャスティス・ファンデーション」に寄付されるそう。

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Broadwick Lacoste x La MJC
ラコステの最高にスタイリッシュなブロードウィックスニーカーのLa MJCとラコステによるコラボシューズが登場。「たゆたえど沈まぬ」という伝説的なパリ市民のモットーと共にパリの紋章に描かれている有名な船をモチーフに取り入れることで、La MJCのパリへの永遠の情熱を宣言。世界で2カ所だけで75足限定発売。

Text: Guillaume Salmon
Translation: Mariko Takei

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