“untitled (hula-hoop)” 2015年, photo: shinya kigure

日常にありふれた素材を使い、それらのもつカラフルさや、鏡やラメによる反射、モーターによる動きなど、回転や循環を取り入れた大規模なインスタレーション、立体や絵画など多様な表現方法を用いた作品を発表している鬼頭健吾の作品による通年企画展の第一弾が、ハラ ミュージアム アークにて3月11日から6月25日まで開催される。

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「Multiple Star」(マルチプル スター：多重星)とは、地球からは近接した位置に見える３つ以上の恒星を指す言葉だ。10ヶ月の長期にわたる本展では、巡る季節ごとに現地制作される、全く異なる３つの大型インスタレーション作品を中心に鑑賞することができる。

第一弾となる春季展では、作家が長年にわたって手がけているフラフープを素材としたインスタレーション作品を、同館のメインギャラリーである現代美術ギャラリーA全体を使って構成。高さ13メートルのピラミッド型のトップライトが特徴的な空間で、カラフルかつダイナミックな作品が展開される。

鬼頭健吾「Multiple star I」展
会期：2017年3月11日（土）〜6月25日（日）
時間：9:30～16:30（入館は16:00まで）
会場：ハラ ミュージアム アーク Gallery A
住所：群馬県渋川市金井2855-1
TEL：0279-24-6585
https://www.haramuseum.or.jp