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タナス
ベルリンの街を歩けば、至る所にインビスと呼ばれる小さな飲食店を見つけることができるだろう。そこからは香ばしい匂いが漂い人々を惹きつける。その匂いを発するのはドネル・ケバブと呼ばれる挽肉をグリルで焼くトルコ料理だ。ドイ...
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ベルリンの街を歩けば、至る所にインビスと呼ばれる小さな飲食店を見つけることができるだろう。そこからは香ばしい匂いが漂い人々を惹きつける。その匂いを発するのはドネル・ケバブと呼ばれる挽肉をグリルで焼くトルコ料理だ。ドイ...
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2012年2月のある晩、凍てつく寒空の下にも関わらず、ベルリン中心部にあるアウグスト通りは多くの人で溢れた。彼らのお目当ては新しく誕生したギャラリー・コンプレックスのオープニングを訪れることだ。建物の前には入場を待つ人だか...
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クリスティアン・ボロス、おそらくベルリンのアート業界で彼の名前を知らぬものはいないだろう。広告代理店を営む彼は常に展覧会やオープニングに顔を出す有名人であり、何より現代アート作品を集めるコレクターとして知られている。1...
HAPPENING
ドイツには「若手アーティストのための国立美術館賞(Preis der Nationalgalerie für junge Kunst)」と呼ばれる若手アーティストに授与される賞がある。2年に一度贈られる賞の対象となるのは、国籍を問わず、ドイツで活動する40歳以...
HAPPENING
今も記憶に新しい「アメリカ同時多発テロ事件(9・11テロ)」から10年。節目となる2011年にベルリンでは多数の9・11テロに関連する展覧会が開催されている。多くの展覧会が直接「テロ」や「戦争」や「暴力」を扱い、テロに傷ついた人...
HAPPENING
現在ハンブルガーバンホフ現代美術館ではトマス・サラセーノによる巨大なインスタレーション作品が展示さている。かつて駅のプラットホームだった広々としたホールにはシャボン玉のような大小様々なバルーンが幾つか浮かんでいるのが...
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ベルリンの現代アートで今最も面白い場所はどこなのだろうか。そう聞かれるのであれば私はポツダマー通り界隈と答えるだろう(2011年9月現在)。ベルリンも他の都市と同様に多くのギャラリーが集まり、幾つかのギャラリー・エリアを形...
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ベルリンには現代アートを扱う美術館やギャラリー、そしてプライベート・コレクションが無数にある。しかし来場者が作品に心を奪われても、そのスペースに強烈に惹きつけられることは、それほど多くないのではないだろうか。ミー・コ...
HAPPENING
現代アートに関わる者にとってベルリンは憧れの街であったはずだ。少なくとも私にとってベルリンは住む以前からアートの街という印象があり、そのイメージは実際に住んでからも損なわれることはなかった。しかし最近の現代アートとこ...
HAPPENING
東日本大震災被災者のために寄付金を募るイベント「Hilfsaktion fuer Japan」(日本への援助)がベルリンで開催された。筆者の私もイベントに参加しているため客観性を持ったレポートを書くことができないが、ベルリンで起きた日本に...