1990年代以降、ヨーロッパの最先端の音楽趣味のもとに活発な制作が続けられている“イタリア〜フランス古楽”。その古楽の最前線を純粋にエンターテイメントしようとするテアトロ・ディッンチーキによるバロックオペラのプロモーションイベント。








歌手やオーケストラ、舞台装置・衣装などを全て省き、代わりにCD再生とオリジナルの2言語同時字幕を用いるという新しい上演スタイル、オペラ・レジストラータを提案する。演目には、大胆な演奏のために、先進的な古楽愛好家の間でも賛否が大きく分かれている“試練の中の真実”をセレクト。物語の舞台は、オリエンタリズム趣味としてヨーロッパ人が空想のうちに思い描く、インドの優雅なカンベイ宮廷。通常のオペラ鑑賞と違い、上演中も会話や席移動ができるなどカジュアルにオペラに親しむことができる。


VIVALDI "LA VERITA IN CIMENTO"
演目:A.ヴィヴァルディ「試練の中の真実」(Venezia, 1720)
日時:2004年11月5日(金) 18:30〜22:00
会場:SOSO CAFE
料金:前売2000円、当日2500円/共に1ドリンク付き
住所:札幌市中央区南1条西13丁目 三誠ビル1F
チケット取り扱い:SOSO CAFE(011-280-2240)
主催・問い合わせ:テアトロ・ディッンチーキ


テアトロ・ディッンチーキ:“黒字を計上しながら、バロックオペラを上演するには、いかにすべきか?”という問いからスタートした、CDコンサートによるオペラ劇場。経費節減のため、生演奏をする歌手やオーケストラ、舞台装置・華麗な衣装などは全て省かれている。1990年代以降、ヨーロッパの最先端の音楽趣味のもとに活発な制作が続けられているにもかかわらず、日本ではクラシック愛好家層の中でさえほんの一部のマニアの間だけでしか聴かれることのない“ イタリア〜フランス古楽 ”を一般に向けて提供する。
















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