トランスメディアーレ 2004
今年で17回目となるドイツ・ベルリンで行なわれるメディア・アートのフェスティバル、トランスメディアーレが、ベルリンの二つの会場をメインに開催された。今回のテーマは「フライ・ユートピア!」。フェスティバルの内容は二つのカ...
今年で17回目となるドイツ・ベルリンで行なわれるメディア・アートのフェスティバル、トランスメディアーレが、ベルリンの二つの会場をメインに開催された。今回のテーマは「フライ・ユートピア!」。フェスティバルの内容は二つのカ...
第一線で活躍しつづけている、まったく作風の異なる “イラストレーター”(彼らがイラストレータなのか、アーティストなのか、その境界線は定かではない)3人の作品展が、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されている。 伊...
大抵の人は、人生に一度は何らかの形で、チェックポイントゲーム(チェックポイントを通過していくゲーム)を体験したことがあると思うが、ロモのゲームにチャレンジした事はあるだろうか? ロモグラフィック・ソサイエティー・ア...
さあ、「POW WOW」しよう。 POW WOW(パウワウ)とは、話し合いをするという意味。腰を落ち着けてディスカッションをし、考えをめぐらし、分析して評価をする。これが、YEP(Youth Expedition Programs)、つまり青年探検プログラ...
「アート・エクスプレス」が今年も始まった。これは、ニュー・サウス・ウェールズにある12の高校から、最終年次の学生の選び抜かれた芸術作品が一堂に会す、強烈なセレクションだ。ここで展示される作品は、2003年度HSCのビジュアルア...
2004年1月23日、ヘルムート・ニュートンはロサンゼルスのサンセット大通り付近のホテル、シャトー・マーモントの駐車場を出た。その次の瞬間、彼のキャディラックは急激にスピードを上げ壁に激突し、83歳の写真家の命を奪った。現在、...
今から30年ほど前、『ビックリハウス』という雑誌が、東京は渋谷に誕生した。伝説として語られる、幻の元祖・サブカル雑誌だ。 終刊してから20年近く経つこの雑誌を、今の若者たちは、その名前すら知らないかもしれない。正直...
グローバリゼーション、インターネット利用者の増加、発達した交通手段により世界はどんどん狭くなっている。そして世界の街や人はしだいに同一化をはじめている。にもかかわらず、我々はまだ自分自身という小さな世界の中に身を置い...
1月10日から2月14日にかけ、DJカルチャーをテーマにした展覧会「I AM THE REMIX」が、ウエスタン・フロントで開催された。キューレーター、エイドリアン・ライの呼びかけにバンクーバーを拠点にDJ活動するローレンス・スィム、メ...
ロートル・カフェで毎月第3木曜日開催されている、ロートル・ビデオ・フェスティバルでは、ビデオアート作品を募集中だ。このイベントの目的は、ビデオアートについての批評や、作品の質の向上と、交流の場となることで、毎回、3、4...
1月16日のニューヨークは、とても寒い日となった。その夜、気温は-10度近くまで下がり、北極の突風が吹いているかのように冷えきっていた。こんな天候になる度に、時々考えることがある。マンハッタン島は、海に浮かぶ岩盤で、本土か...
どのくらいパンフレットは、実際の展覧会を表現できるだろうか?「紙の彫刻展」はニューヨークのスカルプチャーセンターで始まり、訪れた人たちは、29人のアーティストによってデザインされた彫刻の素材を切り取り、集め、作品に加え...
どういうわけか、カリフォルニア美術大学(CCA)が開催する卒業作品展の時は、いつも雨が降っているような気がする。ただ学生の気分にはぴったりなのかもしれない。この日は、成績が決定する日なのだ。それはつまり合格か、不合格か。...
ベルリンは今や倒産寸前だ。その空気はのお店の廃業や公園の芝生の状態から感じられていたが、最近は毎日のようにベルリンの街に響いている大勢の声とざわめきに象徴されるようになった。政府のがむしゃらな教育政策に対して学生が抗...
「未来型」のフィルムフェスティバルを謳う「NUEVA」(ヌエヴァ)の前身となったのは、1998年にニューヨークで始まった「RETinevitable」。その仕掛け人でもあったデービッド・レヴィンを迎え、スペイン語で新しいを意味する「NUEVA」...
11月も終わる日曜日の夜、DOTMOVフェスティバルのフィナーレを飾るにふさわしいイベント「サンクスギビング・メイクアップ 2」が行なわれた。これは、今年4月にソーソーカフェで行なわれたメイクアップアーティストの横山美和による「...
映像、イラストなどの表現に、音楽やナレーションを乗せて、日常に潜む「笑い」をユーモラスに表現していくスケルツォ。そのパフォーマンスは、唯一無二。この日、スケルツォ・ワールドが会場のソーソーカフェを包み込んだ。 ...