ベルリン、ギャラリー巡り
今月は画廊を巡り、目に留まった展示を幾つか紹介しようと思う。 まずは、ブラジルの若手ビデオアーティスト、マルセルヴ L.。会場中心に足を進めると、手前側に角のせり出した大きな壁が設置されていた。そこには、水中に沈んだロ...
今月は画廊を巡り、目に留まった展示を幾つか紹介しようと思う。 まずは、ブラジルの若手ビデオアーティスト、マルセルヴ L.。会場中心に足を進めると、手前側に角のせり出した大きな壁が設置されていた。そこには、水中に沈んだロ...
たった一枚の紙の上に、それもポストカードサイズ、時にはもっと小さな名刺サイズだったりする。そんなにもちいさな空間に、線と形、カラーと余白、それだけで構成されうるものがある。そのシンプルさに、改めて驚かされる。そして、...
12月2日、3日、第24回 デザイン・フェスタ!が開催された。6,000人以上のアーティストが参加、2,600ブースが並ぶこのビッグイベントはSHIFTでも何回か紹介されている。今回は私的「デザイン・フェスタの歩き方」を紹介したいと思う。 ...
Flashという、革新的なアニメーション・ツールが登場して早10周年。とくにウェブの世界でその存在感をみせ、いまやFlashを見かけないサイトの方が珍しいというなかで、その領域はウェブの世界だけに留まらず様々な分野で活用されてい...
未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に、2003年の初開催以来、毎年11月に行われているSHIFT主催のデジタル・フィルム・フェスティバル「DOTMOV」。世界中から実験的な映像作品を募集し、SHIFT及びゲス...
11月1日から5日にかけてデザインイベントに東京の街が沸いた。DesignTide in Tokyo 2006(デザインタイド)は原宿、明治通り沿いにある空きビルを利用したメイン会場と青山界隈のショップやギャラリーでの展示が中心となったエクステ...
BEYES表参道ヒルズ店の環境装置「EDIT WALL」にてウインターコンテンツ「Snow Wishes」が展開されている。ウェブを通じて届けられるメッセージが雪となり、「EDIT WALL」の100インチモニターに舞い降りる。 環境装置「ED...
ここ数年札幌は11月にアートの催しが集開催されることが多い。アートに興味があって、札幌に訪れようという人は、このシーズンを狙ってみるのもいいだろう。地元のアートを楽しんだり、作家と交流できる機会が多いからである。 今...
2006年初めに六本木にオープンした新たなギャラリー、magical, ARTROOM。このギャラリーから目が離せない。なぜなら、「マジカル」という微妙で絶妙な響きとともに、どの展示も飛び抜けて魅力的だからだ。 現代アートシーンを牽引...
ベルリンに来た頃から漠然と感じていた事だが、ここヨーロッパでは、あたかも国というものが存在しないかのごとく、比較的自由に国境の上を行き来する人が多い印象があった。この印象を善くも悪くも裏付けてくれたのが今回紹介する展...
1995年に創設されたDRAPアートは、変化する道具そして日常で使われた物やごみなどすでに使用したものを環境のために再利用していく方法としてのリサイクル品のアーティスト使用を再利用の新しい形態を発展し創造するために促進してい...
このように謎めいていて歓迎的なタイトルなら、ポルタジェノヴァ駅の倉庫の最初の部屋に真っ白くひたすら静かな動物たちを見つけても不思議ではない。ラマや馬、犬やハト、牛にガチョウが、巨大なスペースの境界に立っている。パオラ...
ロンドンでは、いくつものキャットウォークが開かれるけれど、プレイタイム・カスタマイズドのショーは、その中でもとびきりおしゃれでユニーク。ゲストリストに載っていないと、なかなか入れない(2、3時間列びたいなら話は別)人...
ロサンゼルスのイーストサイド地区シルバーレイクにあるギャラリースペース、マテリアル&アプリケーションズ(M&A)。ここは、新しく、まだ十分に使われてないアイディアをアートや建築、風景から取り込むことに費やされる研究とその...
10月29日、日曜日。週末をあと数時間だけ残した午後5時。札幌駅ステラプレイス2階の、アンド・エー ショップスペースに人だかりが。ファッション、デザイン、アート、音楽などのジャンルをクロスし、グローバルな視点で刺激ある新し...
旺角(モンコック)にある得体の知れないビルの8階に、ビデオ編集機器や、2インチのバインダー、そして無数のDVDですし詰めにされている部屋がある。この部屋は、ビデオ・パワー(香港映像作家協会)の本拠地、第4回香港社会運動映画...
ビリニュス現代アートセンターが主催する「101.3 KM」は、リトアニアの現代アートを振り返る10年の展覧会シリーズの最新のものだ。2006年の展覧会タイトル「101.3 KM」は、ビリニュスとカナウスの共同施設間における距離、そしてメイ...