マジカル・キャンプ 2007
今夏を締めくくる野外フェスティバル「マジカル・キャンプ」が、9月1日、2日の2日間にわたり札幌で開催された。開演は13時。駐車場で車を降りてから会場に近づにつれて、リハーサルの音が聞こえてきた。会場はウィンター・リゾートと...
今夏を締めくくる野外フェスティバル「マジカル・キャンプ」が、9月1日、2日の2日間にわたり札幌で開催された。開演は13時。駐車場で車を降りてから会場に近づにつれて、リハーサルの音が聞こえてきた。会場はウィンター・リゾートと...
ベルリンでイラストレイティブ 2007が開催されている。2回目を迎える今年は、11月から姉妹イベントとしてパリでも開かれることが決まっており、これからますます注目されるアートイベントとなりそうな気配だ。 メイン会場では、現...
平面作品の展覧会は今日もどこかで行われているだろう。僕も良く足を運ぶ。珍しいことではない。でも、デザイン会社が社員全員参加の自主的な企画で、作品は東京のデザイナーが審査。審査を通ったものだけを展示、というのはユニーク...
「イグアポップ展」は今年最も楽しめたヘリウムカウボーイ・アートスペースでの展覧会。それはきっと9人の素晴らしいアーティストの作品をみることができたからか、スペインのギャラリー・イグアポップが寒くて古めかしいハンブルグ...
Cristina Fiorenza, Grottole オーストリアでは、若手の才能あるアーティストの青田買いが盛んになっている。それを裏付けるように、アートウェア、ジャングル・インダストリー、ドローザム、ソラビア・グループが始めた「パイロ...
ドバイという中東の都市名は、かの有名な世界唯一の7ツ星ホテル「ブルジュ アル アラブ」などが取り上げられ、ここ最近日本でもあちらこちらのメディアで誰もが耳にしているだろう。そのドバイが、更に世界の注目を集めようと高さ約8...
“Cracker”, Esso Raffinerie, 2003 © Thomas Weinberger 写真展「インゲニウム:写真と工学 1846-2006」が、ボザールで開催されている。本展では、世界各地164名の写真家による345点の写真を展示しており、テーマである「インゲ...
毎年恒例のプリマベーラサウンドとソナーに続けと、バルセロナで最も重要な音楽イベントになるべくして、サマーケースが今年で二回目を迎えた。 他のフェスティバルとの大きな違いのひとつ、そしてこのフェスティバルを最も価...
目と口を模した3つの楕円‐もしこのシンプルな組み合わせを見たなら ボリス・ホペックの作品の一つに直面したときであろう。ただそれだけが彼の作品だと解る特徴ではない。他にもまたたとえば、ダンボールにペイントする彼がよく使う...
私の最初のリチャード・セラ回顧展は、ニューヨーク現代美術館(MoMA)5階のカフェテラスからクレーン車が庭に突き出る巨大な鉄板を吊り上げるのを眺めながらはじまった。 5階カフェテラスからの展望 アーティスト本人が30ト...
Tシャツデザインのオリンピック。UTグランプリ開催。 2004年より毎年開催されてきたユニクロのTシャツデザインコンペティション「クリエイティブ・アワード」が、今年より「UTグランプリ」と名称を変更、8月15日より作品募集を...
テレビやラジオでドックビル映画祭が宣伝され、多くの人が関心を寄せた。5月30日から6月5日まで、3回目となるドックビル映画祭が学園都市ルーベンで開催され、近年制作された素晴らしいドキュメンタリー作品の数々が披露された。 ...
近年、バルセロナでは益々フェスティバルが増加しているが、アバンギャルドなミュージックの分野にて14年経った今も未だに世界最高のフェスティバルと考えられているのが、今年で第14回目を迎えた先端ミュージックとマルチメディアア...
北海道での写真展は2003年に釧路芸術館で開催された「光の狩人 森山大道1965-2003」に続き2度目。札幌では初めてとなる「森山大道写真展《記録/記憶》」が札幌宮の森美術館で開催中だ。デザイナー長澤章生との出会いにより、34年ぶ...
素晴らしい昨年のプリマベーラ・サウンドの記憶を未だに残しつつ、今年もプリマベーラ・サウンド 2007は期待を抱えたイベントとして開催された。フェスティバルの初日、木曜には2万2千人近くの参加者を見ることになった。 Comets...
7回目のOFFFフェスティバルは修復の様子をうかがわせる。そのためか、リッチなメディアもオトナになったようでオフになっているのである。私個人の意見では、OFFFはこれまでで一番中身のある、堅実なアイデンティティを見せてくれたよ...
6月16日、ドイツ、カッセルで国際的な12回目となる展覧会、ドクメンタ12が開催された。今回は総合ディレクターにロゲール=マルティン・ビュルゲルを迎え、彼の妻であるルト・ノアックとともにこの展覧会は立ち上げられた。 Ai W...