「シェルター:ロサンゼルスでの暮らし方の再考」展

NEWSText: Aya Shomura

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A+Dミュージアムにて「シェルター:ロサンゼルスでの暮らし方の再考」展が、8月20日から11月6日にかけて開催されている。

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ロサンゼルスはこの1世紀ほど、アメリカにおける革新的な住宅建築の中心地であり続けてきた。フランク・ロイド・ライトからフランク・ゲイリーに至るまで無数のパイオニア達が、独創性や因習、新しいライフスタイルや建築に何ができるのかといった様々な住宅イメージの構築に挑戦しようと、都市の多様な景観や新しいアイディアの開放性、創造の文化、理想的な気候や人口流入の安定性といったアドバンテージを得てきたのである。しかし近年は戸建て住宅や私有地よりも集合住宅に重点がシフトし、需要と供給の両側面において全く異なる立ち位置となっている。

ロサンゼルスはもはやかつてのような都市ではなく、様々な変化や画期的状況に適応するための新しい解決法を必要としている。本展は、住宅における批判的対話を促し、最終的には求められる変化に適した次なるステージ提案が前提だ。

SHELTER: RETHINKING HOW WE LIVE IN LOS ANGELES
会期:2015年8月20日(木)〜11月6日(金)
時間:11:00~17:00(土・日曜日12:00~18:00)
休館日:月曜日
会場:A+D Museum
住所:6032 Wilshire Boulevard, Los Angeles
TEL:+1 323 932 9393
http://www.aplusd.org

Text: Aya Shomura

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