體と臟 ３ / Body and Organs 3, 2013, 68 x 70 cm, sumi and cinnabar ink on paper

東京画廊+BTAPにて1月11日より外林道子個展「體と臟」が開催される。この展覧会では、書が文字としての意味を超え、アートの一表現形式をめざした創作の一端を、展示する。

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タイトルの「體と臟」は、體が書体の体で漢字のかたちを表わし、臟はそのかたちの中で変容する墨の様子を表わす。漢字の起源を踏まえながら、書を近代の芸術というコンセプトのなかで新しい表現として位置づける意味が込められている。

書においては、手を動かすことから字の構成が理解され、目が作られてゆく。一方、グローバルなアートにおいては、客観的な視点から見つめることから出発し、そこで構成を考え、制作へと移る。この、いわば「目が手を動かす」創作こそ、外林道子の新しい挑戦といえる。

外林道子個展「體と臟」
会期：2014年1月11日〜2月1日
時間：11:00〜19:00（土曜17:00まで）
休廊日：日・月・月祝日
アーティスト・トーク：1月11日15:00〜16:00
会場：東京画廊+BTAP
住所：東京都中央区銀座8-10-5 第4秀和ビル7階
TEL：03-3571-1808
https://www.tokyo-gallery.com