坂 茂「建築の考え方と作り方」

NEWSText: Satsuki Miyanishi

Centre Pompidou-Metz (c) Didier Boy de la Tour

建築家・坂茂(ばん・しげる)の創作と活動を包括的に紹介する日本で初めての大型個展が水戸芸術館にて開催される。

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彼の作品の特徴は、我々が普段、気にもかけずに見過ごしがちなものの中に建築の材料として特性を見出し、それを建築作品として実用化するところにある。例えば、80年代に再生紙でできた「紙管」に着目した坂は、多くの研究と開発を経て「紙の家」や「ハノーバー国際博覧会日本館」を実現させた一方、安価でどこでも入手できるという利点を活かして、「紙のログハウス」「避難所用簡易間仕切り(Paper Partition System)」といった災害支援へと発展させた。今回、彼の初期作品から代表作「ポンピドゥーセンター・メス」、および進行中のプロジェクトに至るまで、坂茂の仕事が写真、映像、模型、立体展示で展開される。日本初の試みとなった3階建てのコンテナ仮設住宅の実物大モックアップ(一世帯)を屋外に展示し、坂茂の活動の全貌を俯瞰できる構成を予定している。シンポジウムやギャラリートークなどの様々なイベントも開催される。

坂 茂 建築の考え方と作り方
会期:2013年3月2日~5月12日
時間:9:30〜18:00(入場時間は17:30まで)
休館日:月曜(月曜日が祝日の場合は翌日)
入場料:一般800円、前売り・団体600円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名無料(一年間有効フリーパス有)
会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
TEL:029-227-8111
http://arttowermito.or.jp

Text: Satsuki Miyanishi

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