マリオ・ガルシア・トレス展「TELLTALE OF A SUNDAY PRACTICE」

NEWSText: Satsuki Miyanishi

Mario Garcia Torres, The Kid Who Loved Being Bored, 2012, Illustrated by Tomoko Hirasawa, Courtesy of Taka Ishii Gallery, Tokyo

メキシコ・シティを拠点に活動するマリオ・ガルシア・トレスの個展「Telltale of A Sunday Practice」が東京のタカ・イシイギャラリーにて開催される。

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タカ・イシイギャラリーにおける2度目の個展となるこの展覧会では、作家自身がスタジオで経験した問題点を、コンセプチュアル・アートの視点を通して再考察する新作を発表する。

今回の展示作品の中心となる「The Kid Who Loved Being Bored」は、退屈であることの素晴らしさとその利用方法を子ども向けの絵本という形式で表現した短いエッセイ。

展示期間中スライド上映される本作品は、ギャラリーという環境に子どもたちを受け入れる際のアート作品の見せ方を再検討するかのようだ。

マリオ・ガルシア・トレス 「Telltale of A Sunday Practice」
会期:2012年12月15日〜2013年1月12日
時間:12:00〜19:00(日・月・祝祭日休廊、冬期休廊 12月28日〜1月7日)
会場:タカ・イシイギャラリー
住所:東京都江東区清澄1-3-2 5F
TEL:03-5646-6050
http://takaishiigallery.com

Text: Satsuki Miyanishi

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