1FLOOR 2008「NO POTATO OF NAME」
NEWSText: kazumi oiwa
Jibunkusai 2007 © Shuhei Yoshida
神戸アートビレッジセンターでは、ギャラリーとコミュニティ・スペースを1つの空間(1floor)と見なし、若手作家が対話しながら企画を創り上げるグループ展「1floor」を、8月23日から9月7日まで実施する。
本企画は、神戸アートビレッジセンターの設立主旨である若手芸術家育成の理念に基づいて実施する、新たな若手支援プログラム。今回は約60名の応募者の中から青田真也、八嶋有司、吉田周平の3名が選ばれた。
「No potato of name」とは、3名の作家性を総称する展覧会タイトルを見つけるための言葉遊びをする中で、「名前の無いもの」という日本語を翻訳サイトで英訳した際に、誤変換されて生まれた造語。
奇しくも、この「potato」という単語を自ら選び出した3名の作家は1980年代生まれである。彼らは、幼い頃から物質的に満たされ、アニメ・漫画・ファミコンなどのサブカルチャーに慣れ親しみ、携帯電話やインターネットといった情報ツールを身近なメディアとして使いこなす世代だ。
この3者の作品が1つの空間(1floor)に共存することで奏でられる三重奏を是非ご覧いただきたい。
1floor 2008「No potato of name」
会期:2008年8月23日(土)〜9月7日(日)
時間:11:00〜20:00(火曜日休館)
会場:神戸アートビレッジセンター
住所:神戸市兵庫区新開地5-3-14
TEL:078-512-5500
http://kavc.or.jp
Text: kazumi oiwa
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