ファッション都市神戸の拠点施設として、ファッション産業・文化の振興、人材育成を支援する施設・神戸ファッション美術館で、7月12日から10月7日まで、チャイナドレスに注目した展覧会「チャイナ×チャイナ×チャイナ：チャイナドレスの変遷史 」が開催される。

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中国の「民族服」であるチャイナドレスは中国語で「旗袍（チーパオ）」といい、上海で大流行して一世を風靡し、現代も世界的に愛されているファッションアイテムの一つ。その起源は清朝時代の貴族が着装した衣服で、二十世紀初頭に現在の形が誕生した。近年、多くのデザイナーたちがデザインソースとして用いており、映画では「花様年華」や「ラスト、コーション」において、その美しさが映し出されている。

本展は、服飾研究家の謝黎（シャレイ）が、膨大なコレクションから厳選した百数十点を一堂に展示し、チャイナドレスの歴史的な変遷を探求する試み。

「チャイナ×チャイナ×チャイナ—チャイナドレスの変遷史—」
会期：2008年7月12日（土）〜10月7日（火）
時間：10:00〜18:00（水曜日休館）　
会場：神戸ファッション美術館
住所：神戸市東灘区向洋町中2-9-1
料金：一般 500円、小・中学・高校生・65歳以上 250円
TEL：078-858-0050
http://www.fashionmuseum.or.jp