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六本木クロッシング 2022:往来オーライ!

HAPPENINGText: Alma Reyes

夜間工事の照明器具による立体作品で都市景観を捉えた、高須咲恵、松下徹らで構成されるコレクティヴ・アーティスト SIDE CORE/EVERYDAY HOLIDAY SQUADによる《rode work ver. tokyo》(2018/2022)は、2020年東京オリンピックのために、再開発に備え、東京の再開発地域をスケーターが作業着姿で滑走するストリートシーンをイメージした。


SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD《rode work ver. tokyo》2018/2022年, 工事用照明器具、単管、チェーン、作業着、ビデオ、ほか, サイズ可変、ビデオ:5分3秒, 制作協力:株式会社須田鉄工所、COOPTORiS、新美太基、ROD CREW、株式会社仙台銘板, 展示風景:「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館(東京)、2022-2023年, 撮影:木奥惠三

映像と共に展示されるのは、点滅するライトで輝く建設現場の巨大なインスタレーション。これらは、東日本大震災の際に福島県から送信された時刻と周波数の信号に同期されているという。

六本木クロッシング2022展は、疫病の侵入前に私たちが当然のことと思っていた貴重な人々、文化、イベント、特別な瞬間を再訪し、再燃させるための実現の扉を開く。願わくば、私たちがすべての不安と苦痛の根源から賢明に学び、より調和のとれた明日のために勤勉で責任ある精神を持ち続けられることを願っている。

Roppongi Crossing 2022: Coming & Going
会期:2022年12月1日(木)〜2023年3月26日(日)
開館時間:10:00〜22:00(火曜日17:00まで)
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
TEL:050-5541-8600
https://www.mori.art.museum

Text: Alma Reyes
Translation: Saya Regalado
Photos: Courtesy of Mori Art Museum, Tokyo

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