今回高木真希人の作品以外にメンバーと鑑賞者両者が新鮮に感じたのは、早川モトヒロの作品ではないだろうか。他メンバーさえも興奮を隠せなかった新しいキャラクター「女の子」が早川の作品の中で戦っていた。

今までの作品にはないタッチで初めて「女の子」のキャラクターが登場しましたよね。どのような経緯で描こうと思ったのでしょうか？

早川：スゴく単純なんですがアウターサイド２では女の子を描こうとひらめいたんです！今まで描いたことないテーマにしたくて挑戦しました！基本、女の子に顔の表情をつけないように意識してます。ストーリーは女戦士が色々な場面で戦ってる感じです。

作品に使っているラメや色彩も今までと異なり、ポップで女性らしいと感じました。

早川：ラメを沢山使ったのはネイルとかのイメージでキラキラしたら女の子感出るかなと思い描いました。色合いですが背景を白っぽい色でおとなしくしてキャラクターを派手にしてみました！

　
それぞれがぶれない個性を持っているからこそ、“怪人”“超人”という言葉に支配されることなく変化し続ける「アウターサイド」。まるでSF映画のエンディングのように「アウターサイド２」のロゴが照らし続けていた会場に、次はどのような生命体が現れるのだろうか。

水野健一郎、早川モトヒロ、牛木匡憲、高木真希人 展覧会「アウターサイド2」
会期：2016年12月10日（土）～25日（日）
時間：12:00～19:00（日・月曜休廊、25日のみ開廊）
オープニングレセプション：12月9日（金）19:00～22:00
会場：CALM & PUNK GALLERY
住所：東京都港区西麻布1-15-15 浅井ビル１F
TEL：03-5775-0825
入場無料
https://www.calmandpunk.com