アンディー・リメンター展「アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー」
HAPPENINGText: Victor Moreno
あなたは様々なクライアントと仕事をしてきたと思いますが、特に思い入れのある作品はありますか?
特定のプロジェクトを選ぶのは難しいです。私が素敵だと思えるクライアントと多く巡り会えたことがとても幸運でした。私の仕事を気に入ってくれる様々な人達と仕事ができることこそが、とても素晴らしいことだと思います。
あなたは幅広いテクニックを持っているうえ、コンピュータではなく手描きが多いと思います。是非、具体的な方法を教えて頂けますか?
全ての課題は、手描きのスケッチから始まります。もちろん、コンピュータもこの過程に関与していますが、何らかのかたちでアーティストの手が加わるように努力しています。私のオリジナルアートは完全に手描きによって組み合わされています。
自分自身をタイポグラファーでもあると考えていますか?これまで実際に書体を作成したことなどもありますか?
文字とレタリングは私にとってどちらも重要なものです。これまで多くの書体をデザイナーとして作り出してきました。自分自身をタイポグラファーと考えたことはありませんが、タイポグラフィーの熱心な愛好家ではあります。
今回の個展「アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー」はいかがですか?
この新シリーズ絵画にはとても自信がありますし、これまで大きな反響がありました。モンド・ケインはとても協力的で励ましてくれましたし、彼らと再び仕事ができたのは最高でした。
このタイトルに隠された背景を教えて下さい。
「アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー」はクラシックアメリカのジャズが基盤となっています。その絵は時代を超越したニューヨークの都市が舞台であり、ジャズとの繋がりはふさわしいもののように思えます。それぞれのシーンに曖昧な部分があり、タイトルがそれらの意味を理解できるよう繋ぎ合わせる助けとなっています。
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