ソニックユース展

HAPPENINGText: Julio Cesar Palacio

ソニックユースのメンバーも音楽以上のものを作ってきた。ベーシストのキム・ゴードンは、有名な「アートフォーラム」誌でアートと音楽についてのエッセイを書いたり、世界中のギャラリーで自身の作品の展覧会を開催している。

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リー・ラナルドは、もともとビジュアルアーティストとしての教育を受けたが、ソニックユースのメンバーとなる前にいくつかのバンドを経由している。サーストン・ムーアとスティーブ・シェリーは、「エクスタティック・ピース」や「スメルス・ライク・レコーズ」などのインディペンデントレーベルのプロジェクトを平行して行い、ラディカルでユニークな音楽を生み出している。

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展覧会を締めくくるスペシャルカタログには、コラム、インタビュー、イメージなどが掲載され、それぞれのメンバーによる2枚のレコードが付いてくる。

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メンバーのリー・ラナルドとスティーブ・シェリーとキュレーターは、展覧会の開催を機にマドリードを訪れた。
会場となった「Centro de Arte Dos de Mayo」は、多大な努力の末にこの素晴らしい展覧会を開催することとなった。展示の他にも、ソニックユースやエクスペリメンタル音楽に関連する様々なイベントが行われる予定で、子供向けワークショップや、映画の特別上映、ソニックユースのキュレーションによるBestia FeridaとMacromassaの2組のコンサートなどが行われる。

SONIC YOUTH etc. : SENSATIONAL FIX
会期:2010年2月3日〜5月2日
会場:CA2M Centro de Arte Dos de Mayo
https://www.ca2m.org

Text: Julio Cesar Palacio
Translation: Mariko Takei
Photos: Julio Cesar Palacio

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