プリマベーラ・クラブ 2008

HAPPENINGText: Julio Cesar Palacio

プリマベーラ・クラブ 08
Deerhoof

そして、夜には期待のエクスペリメンタルバンドが登場した。全米で、いや、世界で注目のサンフランシスコから参加のディアフーフだ。できたばかりの新譜「オフェンド・マギー」や「ミルク・マン」「フレンド・オポチュニティ」「アップル・オー」など、4人組による最高にパワフルでエキサイティングなライブとなった。

プリマベーラ・クラブ 08
Mika Miko

La(2)では、ディアフーフに影響を受けたLA拠点の若手ポップパンクバンド、ミカ・ミドがプレイ。カリフォルニアにある「ザ・スメル」でのショウを思い起こすセンセーショナルなライブだった。

プリマベーラ・クラブ 08
High Places

土曜日。オーディトリはスペイン人のエスパルダマセタの演奏で幕開けした。ホセ・ホアンによるギター演奏は、一日のスタートにふさわしい優しい時間を提供してくれた。そして、デュオの ハイ・プレーシズは、パーカッションやメアリーのスイートな歌声と共にトライバル・エレクトロノイズで盛り上げた。

プリマベーラ・クラブ 08
Abe Vigoda

LAから参加のエクレクティク・ロックバンド、エイブ・ヴィゴーダのステージも見逃せないものとなった。評価の高いアルバム「スケルトン」のナンバーを披露。PAの不具合の中でもその日の、そしてフェスティバルの中で最も素晴らしい時間を提供してくれた。

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