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グラフィック・エアラインズ

PEOPLEText: Justin Tsui

グラフィックエアラインズ

2人ともそれぞれが、ストリート、フィギュア、コミック、アニメなど様々なアートのカタチで制作されていますね。どの形態が一番楽しいですか?またそれはなぜでしょう?

ストリートアートが楽しいですね。なぜなら、このカタチのアートだと、街にいる人々と直接コミュニケートし、関わり合えるからです。また、作品はいろんな場所で予期してないような反応を受けることができます。作品は簡単に片付けることができるし、他のストリートアーティストによる新しい作品が上塗りされることで差換えられたり、その作品と融合して新しい作品になったりするわけです。それを見るのはとても楽しいですね。

グラフィックエアラインズ

ヴィさんにお聞きします。頬がぷっくりとしたキャラクターがあなたのサインのようになりつつありますが、あのユニークなキャラクターは何をインスピレーションにどうやって生まれたのですか?

最初、空っぽでちょっと寂しげな人間のキャラクターを作ろうというアイディアを思いつきました。最初はあんなに太った感じには考えてなかったのですが、どんどんと太ってしまいました。私にちょっと似ていると思うんだけどね(笑)。

実際には、あの太ったキャラクターの背後には「広がっていく(expanding)」という意味があります。私達はいつも全てを拡げて表現したいと思っています。それは、財を蓄えることだったり、力を持つことだったり、街に高い建物を建てることだったり、沢山買ったり沢山無駄にしたりを同時にするなど、そのキャラクターを通じてそういう貪欲さを表現したいのです。

グラフィックエアラインズ

タットさんはウェブサイトでの自己紹介で、「全てを香港から」(Totally from Hong Kong)と述べてますが、ご自身をハードコアな地元人間の一人として捉えてるのでしょうか?また、香港の好きな所は?

ハードコアな地元人間としては考えてませんね。でも香港で育ったのは事実だし、この街は地元です。ですから、ここで起こっていることが私の作品に影響を与えていると思います。この街とは愛憎の関係があると思ってて、香港ではお店や食べ物など欲しいものを簡単に見つけられるとこが好きです。でも人口が増えてきて、通りが混雑し過ぎてますね。

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