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ポートランド・パイレーツ・フェスティバル 2008

HAPPENINGText: delilah.loves.you

フェスティバルでは、沢山の人たちによる海賊についての面白い解釈が現れていた。

ポートランド・パイレーツ・フェスティバル 2008

たとえば、パイレーツ・ドルイド、キング・ネプチューン、キャプテン・ガロッシュ&カンパニー、待機中のグラストンベリー・パイレーツ、原宿ロリータ・パイレーツである。また、不気味なステージアシスタント・パイレーツも忘れることができない。

ポートランド・パイレーツ・フェスティバル 2008

お気に入りのアトラクションは、曲芸師のリス・トーマスだった。特に『子供たち、歴史をもっと読んで。ジョークが分かるから』というセリフを共にした彼のユーモアにはすっかり騙された。彼は、燃え上がるトーチで手品をしたり、肉切りナイフをお手玉しながらナイフの階段を登ったり、観客に砲弾で自らを狙わせながら綱渡りをした。

ポートランド・パイレーツ・フェスティバル 2008

巨大な爆発シリーズには、音が鳴ってすぐに興味を引かれた。川岸に降りると、ブラザーフッド・オーシャン・マーサナリーズ(B.O.O.M)と異名をとる海賊の一団が英軍の侵略を演じていた。彼らは、耳が麻痺するくらいの火薬、小砲、火器、ピストルを使用した。群衆は、バトルの盛り上がりを見つめている。何人かの海賊傭兵は怪我をしたが、幸運にも死者は出なかった。英国軍は最終的に降参し『ヤーーー!』と音を鳴り響かせながら退散していった。

ポートランド・パイレーツ・フェスティバル 2008

メインステージに戻る途中、切り株付近で、伝説的海賊ジャック・スパローを目撃した。

メインステージでは、B.O.O.Mの音楽部隊が船歌や海賊物語を演奏中だったが、とても奇妙で、奇跡的にサンタナの「スムーズ」に近いサウンドだった。群衆は本当に感じ入っていた。

ポートランド・パイレーツ・フェスティバル 2008

その日見た最後のステージは、キャプテン・ボッグ&サルティと呼ばれる子供に大人気のグループである。音楽が始まるとすぐに、全ての子供が前方に飛び跳ねて、狂ったように踊り始めた。私は、思うがままにジャンプしたり、動き回ったりする機会を逃した。嘆くしかなかった。この歌はとても楽しくて、活気があり、多少は子供向けに作ったものと感じないでもなかったが、大きな子供や、海賊たちも同様に歌っていた。彼らのショーは、腰を落ち着けるのにはちょうど良い旋律だった。今年ではないが、私も公の場でいつの日か海賊になるであろうと目論み、ニンマリしながらグランドを離れた。

Portland Pirate Festival 2008
会期:2008年9月20日、21日
会場:Cathedral Park、オレゴン州
http://www.portlandpiratefestival.com

Text: delilah.loves.you
Translation: Kazunari Hongo
Photos: delilah.loves.you

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