コレット・ニュース 9月 2008

COLETTEText: Guillaume Salmon

フランスのウエストコースト出身のギョーム・サルモンは5年以上もコレットのプレスを担当している。異文化とミクロコズムの中での楽しみ方を知る彼は生粋のパリジャンであり、これからもそうあり続けるであろう。なぜなら彼は完璧にパリの魔法にかかってしまったから!コレットライフを全うすることに誇りを持ちながら、毎月彼のお気に入りのリストを上げてもらおう。

コレット・ニュース 9月

片山正通/ワンダーウォール
7週間のリノベーション後、8月25日ついにコレット再オープン!ワンダーウォールの建築家、片山正通デザインによる3階に分けられた空間は、地上階にストリートウェア、CDやDVD、ハイテクのフロア、1階にファッション、ビューティ、ギャラリー、臨時プロジェクト向けのスペースなどがあるフロア、そして地下には、ウォーター・バー(新TOTOトイレあり!)がある。コレットのウェブサイトにも、店舗と同じように変化が!できたばかりのオンラインショップでは、まもなく、店舗で取り扱う全ての製品の販売をスタートする(臨時フラッシュバージョン)。また、ゲストコントリビューターが頻繁に参加する新しいブログセクションも登場。

コレット・ニュース 9月

コレット×ギャップ
ギャップ招待により、コレットがギャップの臨時プロジェクトスペースに期間限定でお目見えする。場所は、ニューヨークのフラッグシップストアのある5番街と54丁目。1ヶ月間のみ、コレット×ギャップでは、今までになかったフランスとアメリカの幅広いコラボアイテムのセレクションや限定アイテムを展開する。これらのアイテムは、パリのコレットでも入手可能。ギャップ製品の特注アイテムはアンドレ、オリンピア・ル・タン、クレメンツ・リベイロによるもの。ギャップの有名なグレイ・ジャージのアクセサリー(レペット、ロンシャン、アレクシス・マビル)、ニューヨークとパリのアーティストによるコラボTシャツやクンゼル・アンド・デガによる、おみやげアイテムなど。詳細はこちらコレット×ギャップのサイトまで。

コレット・ニュース 9月

Saiko Runner MT
Saiko Runner MTは1970年代後半からインスパイアされたランニングスニーカーのミッドカットタイプ。Saikoは日本語の「究極」から「最高」をとっていて、更には英語の「サイコ」と音が似ている。テクニカル面での特徴も重要。かなり厚めのミッドソールが程よいクッション効果があり、輪郭を描くアウトソールには、更に優れたグリップあり。ヒールキャップは、改良されたプロテクションと安定感がある。星がデザインされたコレットバージョンは、クンゼル・アンド・デガによるもの。100足限定!

コレット・ニュース 9月

ソルヴァ・スンツボ
ソルヴァ・スンツボのパリでの初個展では、オウムのスチールと動画を展示する。9月27日まで。1970年生まれのソルヴァの作品は、すでに様々な雑誌にて展開している。Pop、The Face、i-D、デイズド&コンフューズド、ハーパーズ・バザー、ヌメロ、Big、ヴィジョネア、日本版ヴォーグなど。パルナッセとLGの参加に感謝。ガン・ギャラリーよりリリースのカタログ「Perroquet」は、コレットプロデュースによるスケートボード同様、オンラインショップで入手可能。

コレット・ニュース 9月

カール・ラガーフェルド
有名なトイ・ブランドのシュタイフ社が初の「オート・クチュール」テディベアを生産すると決めた時に選んだのは、今日のラグジュアリーの達人、カール・ラガーフェルドだ。このユニークで独特のコラボレーションでは、いかにラガーフェルドが常にアヴァンギャルドであるかを示している。シュタイフ社が革新した年長の子供の為の初のテディベアをお届け。

Text: Guillaume Salmon
Translation: Mariko Takei

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