デザインマイ・ヤングスターズ 2008
HAPPENINGText: Ayako Yamamoto
椅子と洋服かけを組み合わせたのは、シア・レバノン。木の枝のようにも、鳥の止まり木にも見える赤い洋服かけは、座った横にこんもりと積み重ねてしまいがちなコートやショール、セーターをかけるのに便利かも。
機能的な組み合わせというわけではないが、気になったのが、fil-quadratのテーブル。脚がワインボトルになっている。さかさにしたワインボトルのコルクが床を傷つけず、またボトルの破損を防ぐそう。
また会場内では、2007年、2008年とミラノサローネフォリに続き、ソウル・デザイン・フェスティバルも行われ、「Designer’s Hand」というテーマで韓国人デザイナーの作品も展示された。その中のひとつ、つなぎ目の曲線が美しいテーブルとランプの組み合わせ。
照明では、ランプシェードが発泡スチロールやシリコンをぐるぐると巻きつけたもの、ペットボトルでできているものなど、素材が面白いものの他、椅子の裏側から光を放っているものなどがあり、インテリアに必要なアイテムをいかにデザインしているかを見るのが楽しい。
ポーランドのインダストリアルデザインの学生たちのグループがデザインした植物の鉢からにょきにょきと生えているようなランプ。ちなみに植物も本物。
Macmeierのランプ「3poeng」は、手に持ってもよし、壁にたてかけてもよし、転がしてもよし。
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