サークルカルチャー・ギャラリー
PLACEText: Yurie Hatano
ベルリンはここ10数年の間とても活気がありましたが、都市としてのベルリンはどんな面で活動へ影響しますか?
今実際に、ベルリンを拠点にしたコンテンポラリーアートやストリートカルチャー関連の7人のアーティストの「ベルリナー・ストラッセ」というグループ展をキュレートしています。ストリートアートが広い意味でどのように定義されるかという問いに興味があったのです。スウーン、バンクシー、ブルー、オス・ジェメオス、シェパード・フェアリーといったとても実体のあるストリートアートは世界的に減っているように見えます。僕たちが好きな要素はストリートとアートなので、ではベルリンでは何が起こっているかということを示す機会を作ったわけです。「ベルリナー・ストラッセ」では、人気のストリートアーティストのノーマッド、グラフィックアーティストで雑誌「ローダダウン」の創設者マロック、グラフィティの伝説ネオンとダニエル・タグノ、ペインターのエイドリアナ・シウダード・ウィッツェル、創作の首謀者アントン・ウナイとジェイボが登場します。
Derrick Hodgson painting for his „Creatures“ exhibition at Circleculture Gallery, October 2006 – January 2007
近い将来これから取り上げたいアーティストやクリエイターはいますか?
はい、サークルカルチャー・ギャラリーは、ストリートへのミッションを保っていきます。2008年には、世界のストリートアートシーンから、著名な主役達をベルリンへ連れてくる予定です。そしていつも通り、色々なアート分野から勢いのある才能とコラボレーションします。
サークルカルチャー・ギャラリーの他にベルリンにおすすめの場所はありますか?
まずは自由にここに来てください。ただ見るのではなく、見ようとしてください。ベルリンはあなたを歓迎し続けますから。
次の計画は何ですか?
2008年春にベルリンミッテのロフトで、サークルカルチャーのアーティスト、アントン・ウナイと150平方メートルのインスタレーションを準備しています。クリエイティブ爆弾が落ちる予定です。引き続きお楽しみに。
Circleculture Gallery
時間:12:00〜18:00(日曜日定休)
住所:11 Gipsstrasse, 10119 Berlin (Mitte)
TEL:+49 (0)30 2758 1780
https://www.circleculture-gallery.com
Text: Yurie Hatano
Photos: Courtesy of Circleculture Gallery