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ロモ・ワールド・コングレス 2007

HAPPENINGText: Waiming

さて、手始めに簡単に特徴を紹介すると、ピンホール撮影機能が追加され、撮影枚数は12枚撮りと16枚撮りから選択ができき、さらに360度のパノラマ撮影も可能になった。そしてこのコングレスを記念して特別に作られたダイアナは眩い程の輝く黄金を身に纏い、我々の前に現れたのだ。

ファンキーなロンドンの雰囲気にインスパイアされたイラストが描かれたゴールドダイアナは、本物のコレクション・アイテムと言っても過言ではないだろう。ロモの歴史において、希少性を保つために、この黄金のダイアナはほんの僅かな数だけしか生産されていない。当然、この金の欠片の様な貴重なロモを是非とも手に入れて欲しい。

7th Lomographic World Congressy

オーストリア大使館では関係者等が集まりこの奇抜で非常に大胆なプロジェクトが、心から実りの多いものになる様結束を固め、コングレス・ウィークの開幕の手応えを共に祝福した。

ジェラルド・マットは誰もが知るデジタル嫌いで有名であり、彼の言葉を要約すると『至ってシンプルなコニュニケーション・プロジェクトが、たった数人の熱意から世界中の100万人以上のアナログ共同体を繋げ拡大していく、ということを考えるとこれは実に驚くべきことだ』と話す。

言うまでもなく、この博識あるパーティーでは論争が交わされ、退屈から逃れることができなかったのだが、思いもよらないところからその出口は見えた。

それは、オーストリア大使館代表の、ガブリエル・メヅナー・ホルツアーが皆が寝静まった夜中の3時の静寂の中で、ロモウォールの輝きを見てみたい、と告げた時、彼女もまたロモ熱に掛ってしまったということが明らかになった事だ。そしてメヅナー・ホルツアー大使はこんな提案も話し始めた。ロモウォールの魅力に取り憑かれない、ロモ・ムーブメントに背く人達と戦って行きましょう…と。

24時間体制の監視にも関わらず、ロモウォールのパネルの一つが既に盗み出され、憤慨させられることが起きた。

シティ・オブ・ロンドン・カウンシルのおかげで、ロモウォールにとって天敵とも言えるトラファルガー広場の、厄介な鳩を追い払うことができたことを感謝したい。

7th Lomographic World Congress
会期:2007年9月17日〜22日
会場:Trafalgar Square, London
contact@lomography.com
https://www.lomography.com

Text: Waiming
Translation: Yuka Fujita
Photos: Waiming

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