プリマベーラ・サウンド 2007
真夜中が近づくと、明らかに広場は混雑しはじめる。このフェスティバル最大のイベントの一つに期待が高まった。スマッシング・パンプキンズの登場だ。
The Smashing Pumpkins
真夜中に彼らはエストレージャ・ダム・ステージに現れ、ヒット曲、新曲を披露。このシカゴバンドのリーダーである、風変わりなビリー・コーガンの衣装とサイバー・インディアンは、聴衆の大きな期待を満たさなかった。
続いてロックデラックス・ステージでは、ヒット曲とニューアルバム「イッキー・サンプ」を披露したホワイト・ストライプスを迎え、このハイプなコンサートのために会場はいっぱいになった。赤と白の衣装を着たこのデュオは、アルバム「セブン・ネイション・アーミー」やそれ以前のレコードのころからまるで時が過ぎていないように見えたが、このバンドにとってそれが最も良いコメントとは言えないであろう。
Black Mountain
金曜は早くからカナダのバンド、ブラック・マウンテンが良い提案をし、ATPステージにてニューフォークと古きロックをミックスしたライブを披露。
The Rakes
エストレージャ・ダム・ステージもまた早くから、ロンドンのバンド、ザ・レイクスが新しいポストパンクミュージックで良いウォーミングアップとなるショーを繰り広げ、続いてベテランのポストパンクバンド、フォールからマーク・E・スミスとメンバーたちが素晴らしい演奏をした。
Blonde Redhead
ロックデラックス・ステージもこの素晴らしい日に続き、数ヶ月前にニューアルバム「23」をリリースした、常に驚きをもたらすブロンド・レッドヘッドが登場した。
Beirut
ザック・コンドンの「ベイルート」が続く。アルバム「グラグ・オーケスター」を披露した。
Band of Horses
同じ頃、ATPステージではシアトルのバンド・オブ・ホーセズが、力強くエモーショナルなフォークと激しいロックのミックスで、この日最も良いショーの一つを繰り広げた。
Built to Spill
さらにATPステージはモデスト・マウス、ダークなメロディの「ロウ」、エネルギッシュなサウンドのビルト・トゥ・スピルへと続いた。
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