OFFFフェスティバル 2007
ロバート・ホッジンがステージに上がる時間だ。「バーバリアン・グループ」と彼自身の作品について話をしてくれるようだ。プロセッシングを使ったインスタレーションについて説明してくれた。パーリン・ノイズを使った草原の動きのシミュレーションを作ったのである。
磁気の粒子の一面(左)と、ロバート・ホッジンがパーリン・ノイズについての説明(右)
しかし最も我々を興奮させる彼の作品は、プロセッシングを使ったきらきらと輝かしいビデオのセットである。陽電気と陰電気、磁気の一面をもとにして、どのようにこの作品が作られたのかを見せた。光をもたらす圧倒的な輝きを「ヒュー(色相)」と「サチュレーション(彩度)」を用いて、彼は磁気の粒子を描いて見せた。
オーディエンスからの反応を利用したのは、フューチャー・ファーマーズ。私達はTシャツの色により分けられ、カラーレインボーシステムに入れられ、紙に何か書かなければいけないのだ。私はブルー!そして靴の絵を書くことになり、紙の裏の言葉を書いた。エイミー・フランセスチーニとマイケル・スウェインが全てのオーディエンスから絵を集め、それぞれの色ごとにに分け、ページを縫い、ひとつの本を作り上げている。その間にエイミーがフューチャーファーマーズのプロジェクトについて座りながら話している。
エイミー・フランセスチーニとマイケル・スウェイン(フューチャー・ファーマーズ)
電気エネルギーを使わずレモンからの抽出物を使った任天堂ゲームボーイ「ボタニカル・ゲームボーイ」のような実験や、自分自身からのエネルギーを作り出すことにより、どう自分自身の水素を作り出すかというプロジェクトは、フューチャーファーマーズによるとても興味深い、そして彼らにとって重要な作品の一例である。
ザッカリー・リーバマンとセオドア・ワトソンと共にフェスティバルの初日が終わろうとしている。
ザッカリー・リーバマン(左)とセオドア・ワトソン(右)
「ライナーズ」というオンラインのコミュニティからのフィードバックと一緒に作られたビデオ実験を見せてもらう。オーディオヴィジュアルの適用を簡単に進歩させる「C++ library」、オープン・フレームワークスについて彼らが話す。パフォーマンスをさらに要求する彼らにとって、100%クロスプラットフォーム対応のオープン・フレームワークスはプロセッシングの代わりになるかもしれない。
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