第1回札幌国際短編映画祭

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「The Way We Played」(0:13:18)/Samir Mehanovic


短編小説中の中でも、さらに短い作品を「ショート・ショート」と呼ばれる。SF作家の星新一が有名だろう。一度は読んだことは、あるのではないだろうか。「ショート・フィルム」とは、その映像版と考えてもらえばいい。「ショート・ショート」が短編であることによって内容が光るように、「ショート・フィルム」も上映時間が短いことを生かした作品となっている。長くても30分程度、短いものなら2分程度の「ショート・フィルム」が、たっぷり楽しめる「第1回札幌国際短編映画祭」を紹介しよう。

「ショートフィルム」の映画祭といえば、1999年よりスタートした俳優の別所哲也氏代表をつとめ、東京を中心に全国5〜6都市で開催している「ショートショートフィルム・フェスティバル」が有名。その北海道ツアーとして、2000年に「ショートショート フィルムフェスティバル in 北海道」がスタート。毎年開催され、延べ2万人を超える映画祭として成長。回を重ねるごとに札幌独自のプログラムやイベントが打ち出されていった。

そして、今年より、札幌独自の映画祭として、「札幌国際短編映画祭」(通称:SAPPOROショートフェスト)としてスタートする。主催は、札幌の企業および実行委員会で組織され、世界中から作品を募集し、「ショート・フィルム」の魅力がたっぷり楽しめる映画祭となる。そして、監督・俳優・制作者らの出会いや交流の場、ビジネスの場としてのコーディネイトする映画祭を目指している。

「SAPPOROショートフェスト」は世界70ヶ国約1800作品うち、コンペティションにノミネートされた27ヶ国、97作品を5日間に期間の市内の映画館を貸しきりのメイン会場として、その他サブ会場として、シアターキノなどいくつかの会場を予定。作品審査委員として、ロジェ・ゴナン(クレルモン・フェラン国際短編映画祭ディレクター)、デレック・ゼムラック(カリフォルニア・インディペンデント・フィルム・フェスティバル ディレクター)、ピーター・バラカン(ブロードキャスター)、モンキー・パンチ(漫画作家)を迎えている。

単に映画上映だけではなく、関連イベントとして、お客さん、映画関係者のパーティや、映画祭事務局では、それぞれの作品や作家への仲介・交渉の代行も行なう。また、フィルムメーカーとスポンサー希望者が直接会い、商談するようなスペースも設置する。

上映プログラムは、テーマごとに分類され、観たい作品が選び易いようになっている。また、映画上映の他に、セミナーや、ワークショップ、音楽イベントなども予定されているのでウェブサイトをよくチェックして欲しい。

5日間の映画祭。もし、時間があるならチケットはVIPパス(7000円)がお勧め。期間中の全プログラムを観ることができて優先入場権もある。毎日通うような感じで、楽しむことによって自分の中に新たな発見を感じることができるかもしれない。


第1回札幌国際短編映画祭

会期:2006年9月6日〜9月10日
メイン会場:東宝プラザ(札幌市内狸小路5丁目)
他市内中心部にシアターキノなどサブ会場あり
主催 :SAPPOROショートフェスト実行委員会/札幌市
http://sapporoshortfest.jp

Text: Shinichi Ishikawa from Numero Deux

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