RUSIUOK! RUSIUOK!

HAPPENING


イベント「Rusiuok! Rusiuok!(分けて!分けて!)」の目的はシンプル。リトアニアの若者たちと共に常にホットな話題「リサイクル」について、ミュージックやビジュアル、インスタレーションといった一番わかりやすい言語で語り合おうというもの。リトアニア共和国の環境庁の協賛によって主催された。政府機関の助け無しにはこのような議論を始めることは不可能と言ってもよく、彼らには大きな喝采を送らなければならない。

3日間のイベントはリトアニアの3都市、ビリニュス、カウナス、クライペダで行われた。それぞれの街が違ったアーティストや雰囲気をカバーする。地元のミュージックやビデオクリエイター達も加わり、地元の観衆を盛り上げた。全てのイベントが大反響であった。たくさんの若者が参加し、地元の報道関係者たちも注目した。

全てが始まったのは、ビリニュスにあるヨーロッパ・ショッピング・センターの駐車場6階から。最初にステージに現れたのはリトアニアの大御所スカ・パンクバンド「ドクター・グリーン」。エネルギッシュでワイルドだがプロフェッショナル!初めはパンクがパーティを占めているようだったが、後に「Partyzanai」DJたちのエレクトロニックサウンドや「Golden Parazyth」による暖かいエレクトロニカがイベントの雰囲気を変えた。

特別に行われたリサイクル・インスタレーションも見ることができた。リサイクル・カンパニー数社によるもので、古いテレビボックス、冷蔵庫、洗濯機などの電化製品が会場の至る所に置かれていた。リサイクルカーも駐車場の外で準備OK。このビリニュスでのイベントのビジュアルを手がけていたのは、ウォッカ・ユーゲントとRUT RUTのVJたち。彼らはリサイクルが行われなかった場合のダメージをビジュアルで表現した。シンプルだがとても効果的だ。

次の日は「ザ・グリーン」イベントがカナウスのBLCビジネスセンター地下で行われた。このイベントこそがエレクトロニックサウンドをフィーチャーしており、地元のKUBや「Re:fiction」のDJたち、前日のビリニュスと同じく「Partyzanai」のDJに「Golden Parazyth」などがサポートした。ここでのビジュアルはVJラモスとRUT RUT。また、この会場でも自由に触れることのできるリサイクルカーや、古いコンピューターなどが置かれていた。

「Rusiuok! Rusiuok!」の最後のパーティはリトアニアの海岸、クライペダで行われた。このイベントもビリニュスやカナウスとは違った雰囲気でショッピングセンターの駐車場で開催された。

ここではよりIDMベースで、IJOによる生きたブレイキングサウンドや、地元のアンダーグラウンドスター「フュー・ノルダー」による繊細なエレクトロニカが繰り広げられた。「アンサウンド・メソッド・クルー」や「Partyzanai」のDJたちが盛り上げ、VJヴェスタとRUT RUTがリサイクルのビジュアルで応えた。

規模は小さいが、リトアニアの若者にゴミの分別や環境問題の解決を考えさせるとても大事なステップとなった。このイベントの開催がまだ遅くないことを願う。

RUSIUOK RUSIUOK
会期:2006年8月10日〜12日
会場:Vilnius, Kaunas, Klaipeda, Lithuania

Text: Emanuelis Ryklys from RUT RUT
Photos: RUT RUT, eBo
Translation: Yurie Hatano

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