ソナー 2006

HAPPENINGText: Julio Cesar Palacio

17日土曜日。土曜日の幸先良いスタートは、ニュージーランドのインディペンデント・ミュージックでも最も驚異的なグループの一つファット・フレディ−ズ・ドロップであった。9人以上のミュージシャンがステージに上がり、ルーツ、ジャズ、ダブなど、愉快で明るい、しかし大胆なミックスで観客を楽しませた。


Fat Freddy’s Drop

その後「ソナーホール」では、カプセルが「モディファイド・トーイ・オーケストラ」を披露。彼らは沢山の機械装置、雑音を出すおもちゃ、そしてミュージックによくあったビジュアルを使って演奏をする。本当に驚きのライブ。


Modified Toy Orchestra

同じホールのステージでは、シーランドも見ることができた。ブロードキャストの元ギタリスト、ティム・フェルトンの新しいバンドで、伝統的なポップミュージックのパターンを使い、実験的なコンサートを繰り広げる。


Seeland

しかし、この土曜日で本当に多くの人々を魅了し、最も面白いコンサートの一つだったのは、間違い無くキンモ・ポホヨネンとサムリ・コスミネンによるライブアクトだろう。彼らはその場の空気をアコーディオン、ボイス、エレクトロニックアレンジ、サラウンドエフェクト、ライトで盛り上げ、観客の心をがっしりと捉えるコンサートを行った。


Kimmo Pohjonen and Samuli Kosminen

夜が更ける前にソナーの昼の部は、ドイツのシュナイダーなど、自らのミュージックをインディーズロックとラガのミックスと称するグループ達によって数時間続いた。ギターとポップなビートサウンドから生み出されるサウンドのミックスだ。

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