アップルストア札幌

PLACE


6月の第4週。暖かくなってきた札幌。僕のまわりでは2つのホットな話題があった。ひとつはサッカーのワールドカップであり、もうひとつは「アップルストア札幌」のオープンである。

「アップルストア」は、アップル社の直営のショップ。世界中に展開しており、札幌店は世界151店舗目、国内では7店舗となる。

「アップルストア札幌」は市内中心部の一等地、大通の「三越」の隣、道路をはさんでパルコ、アルタの各札幌店がまわりにあるファッショナブルで、若者の通りの多い場所に位置する。そこはもともと書店の「丸善」があった場所で、工事の様子はクローズで外から見ることはできなかった。公式のアナウンスはなかったものの、メディアは丸善跡のアップルストア札幌の出店の可能性を報じていた。オープン少し前より隣の三越正面上に「iPod」の巨大な広告と、1Fのまわりには、細長い等身大ほどの広告が多数ならび、オープンの予感を盛り上げていた。

グランドオープンについては、その日の一週間前ほど前から6月24日10時オープンとアップルのサイトより公式にアナウンスがあった。前日の22時ころ僕は帰宅途中に前を通ったところ、オープン準備中の店内が見えた。また、すでに並んでいると思われる人をいた。当日は9時30分ころ行ってみると、既に長い行列ができていた。多数の取材陣もつめかけていた。

行列は、若者から、熱心なアップルファン、会社員ふうの人まで多様であった。さらに行列は伸び続け、最終的には西となりの札幌三越の前を北に曲がり、大通公園の方まで伸びていた。そして時間通りにオープン。スタッフの歓迎を受けて、お客さんがストアの中に入り、先着ノベルティの四角い箱に入ったTシャツを受け取っていた。また、オープン記念として、鮭をくわえた熊とアイヌの模様の入ったデザインの「iPodケース」が数量限定で発売された。

店舗は正面入口から入ると、すべてが見渡せるワンフロアの空間、面積は100坪ほど。入口より前方はアップル社の最新ラインアップが展示されており、自由に見て、触れるようになっている。

店内の構造はシンプルであるが、壁面の平面ポスターなどは凝っており、スタイリッシュなセレクト・ショップといった雰囲気もある。デートで来てもいい感じだ。

フロア後方には、各種サポートとレジのカウンター、ソフトウェアのコーナーがある。アップルストアでは、アップル製品の販売・サポートのほかに、初心者から、プロむけのワークショップが連日行われている。これらの内容が、ビギナー向けにしても、プロ向けにしても、映像、写真などのクリエイティブ系が中心なのがアップルらしいし、なによりも参加無料なのが嬉しい。また、ストア内にて、ゲスト・クリエイターを迎えたイベントも定期的に行われ、ミュージシャン、フォトグラファー、映像クリエイターなどが登場する。

アップルの製品は、これまでも市内の大型電器店で買うことはできた。しかし、札幌中心部の街並み中で、アップルストアの大きなロゴマークがあると、アップルに対する親しみや、期待感でワクワクさせてくれる。みんな同じ気持ちなのはオープンに並んだ人を見て感じることができた。アップルストアのようなリアルで、クリエイティブな存在が、札幌全体に良いカルチャーの影響を与えてくれるではないか、と僕は感じた。

「iPod」の活発な展開から、マックでウィンドウズを使えるようになる「ブートキャンプ」の登場など、これからのアップルコンピュータの動きには期待していきたい。また、今までアップルの製品に馴染みのなかった人も、行ってみることをお勧めしたい。親切なスタッフの歓迎を受けるだろう。

Apple Store Sapporo
住所:札幌市中央区南一条西3-8-20 QB札幌
営業時間:10:00〜20:00
http://www.apple.com/jp/retail/

Text and photos: Shinichi Ishikawa from Numero Deux

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