OFFFフェスティバル2006

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二日目は「ショープレイス」へのアクセスをやっとのことで許可できることになった。
ジョシュア・デイビスは、来客者のスケッチをジェネレーティブ・アート・ソフトウェアに取り込むインスタレーションを紹介した。


ケイシー・リースは、3つの生成過程の断片を単純な仕組みと規則に基づいた美しい有機物が創り出される展示を披露している。

マリウス・ワッツによる「システムC」は時間の流れにそって跡を残していくという、幾つかの異なった媒介に基づくスケッチ装置のことである。それらの絵は何度も描かれ、変化していく。

さらにもう二つ紹介したいプロジェクトがある。一つ目はジェームス・パターソンによる、モーションの一部で幾つかのコンピュータの生成規則を駆使して、より初歩的な手動アニメーションに適応させようとするものだ。もうひとつの方は、ザッカリー・リーバマンによる驚くべきイラストである。来客者たちは筆で紙の上に何を描いてもいい。それらはすぐさまデジタル化され、その現実化され表された絵画を楽しむことができるのだ。その自身で数秒前に描いた絵を指で引っ張ったり、ドラッグさせたり、回転させたり好きに動かすことが出来るのは実に面白い。


Zachary Lieberman shows his Drawn Installation

ビルバオとマドリッドの間に位置する「ワスクマン」という小さな企業は、他のイベントや特別な用地のにおける建物為の驚くべきインタラクティブ・インスタレーションで知られている。彼らのカンファレンスでは、公共の場の介入から壁紙広告また、イベントのための相互作用アプリケーションにおける異なった装置を列に並べるといった大掛かりなレヴューが行われた。

「ワスクマン」は動きを捕らえたり、オーディオ入力であったり、SMSメッセージ、さらには風の音やもっといろいろなものに反応する、驚くべき装置を披露してた。彼らは更に彼らの作品の制作過程もみせてくれた。他の「ワスクマン」の動きは、何らかの形ある限られた社会的補助が必要とされるタスクを盛り込んだようなイベントの企画を基本として行っている。

フォルカート・ゴーターは「集合的イマジネーションにおけるアートとテクノロジー」というカンファレンスを進める。フォルカートは「ニュース・トゥデイ」の設立者の一人であり、インターネットではもっとも来訪者が多いといわれる中のポータルサイトの管理者でもある。

彼は「スペース・コレクティブ」という、種の進化に参加することを訪れた者たちに斡旋する要素をもつプロジェクトについて講演をした。フォルカートはどのようにして広大な数の個々人たちがインターネットを通してコミュニケーションをとったり、共有したりまた進化に対して提案してきているのかということも説明してくれる。今日の世界情勢に対し、とても酷評的な見方とともに、どれだけの早さで私たちのコミュニケーション構造が促進されてきたのか、また人類は地球の外の世界を探る前に、私たち自身についてもっと触れ、知っておくべきではないかという彼の意見も講演の中で発表していた。

チャック・アンダーソンは、彼がどのようにして商業的作品を発表すること無く、フリーランスのイラストレーションの仕事を手に入れ、始めだしたのかということを説明する。
最近になって彼は、以前には想像もつかなかったような仕事をやっている、例えば「リーボック」の靴をデザインしたり、何人かの他のアーティストとともに、ニューヨークにある店の広大な壁をペイントしたりといったようなことだ。前進し、更に自分たちが本当にやりたいと思う事を一生懸命にやっている私たちにとっては、とても前向きでまた刺激的なスピーチであった。彼が言ったことのなかに彼が出来るのは絵を描くことのみだというものがあった。

引き続き、ズィー・フランクが「面白さ」について講演を始めようとステージに上がった。彼はスピーチの初めから、観衆からの注目を集めようとなにか考えをめぐらせていた。
彼の皮肉的なスピーチには、冗談がいっぱいもりこまれていた。ズィーは更に印象に残るようなテンポでどんどん60分間のスピーチを続けていった。彼はそこに多すぎて混乱するくらいの、または少なすぎて何も思いつかないくらいの情報伝達がそこにある状況で、どのように物事が悪い方向に進んでしまうのか?といった内容の説明をした。大衆を大いに笑わせ、勿論のごとくスピーチのあとには盛大な拍手が沸き起こるのだった。


Hi-res presentation. © Borja Delgado

その次には、ロンドンに拠点を置く名の知れたスタジオ「Hi-Res!」が彼らの最新の作品を紹介した。
彼らの作品の中でもとてもいい出来であったコマーシャルプロジェクトで、ベックのウェブサイトがあるが、それはコラージュのようなものに基づいていてとてもよい推移、アニメーションまた、音が盛り込まれている。とてもかっこいい包装に入れられたスタイルガイドが含まれたMTVのために開発してきた「ハイジャックの現実」についてというキャンペーンについてのスタイルも紹介する。

彼らは「シーズンズ」という名の新しい実験プロジェクトも披露した。「シーズンズ」は4つの実験からなっており、一つの実験につき一人がつく。すべての試みが3D環境に反応する個々の題目に基づいている。すべての試みが明確なパターンとつながりを持つようにモーション・トラッキングを使うので、リアルタイムで映し出される環境にすべてが作られている。パターン認識を紹介したあと、彼らは更に表情を認識しそれらを可笑しいグラフィックの反応につなげることが出来る装置も披露した。本当のことを言うとこの装置がリアルタイムで写された笑顔や真面目な表情の映像と拭かされた現実の情報とをリンクさせることが可能であるため、口論の一つとなったのも確かである。

フェスティバル2日目は、カイル・クーパーの演説によって幕を閉じた。彼はモーショングラフィックの一部を紹介し、どうしてデジタルよりもマニュアルを好んで使うのかということも説明していた。

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