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キュボ・ガス

PEOPLEText: Sarah Boisson

フランス版の俳句である「浮世」は詩的なアルゴリズムによると繰り返し自律的な方法で展開する景色を再現するために探しているグラフィック作品である。巧妙でデリケートなグラフィックの変換の連続の流れの変動、しかしまた無秩序なディコンストラクションのフレーズを創る予期できないイベント。景色においてこれらの流れの発展のスペースを定める要因は俳句のような日本の短い詩にインスパイアされた。絵の構成は前もって決定されたグラフィック要素のデータベース信頼に基づいている。デジタルペインティングはガラススクリーン上で次々に繰り広げられ映し出される。


Uki-yo, Courtesy Anne Barrault gallery © Qubo gas

私のお気に入りの作品、「ミルフィーユ」についても少し紹介しよう。キュボ・ガスは、「ミルフィーユ」は彼らのコンピューター化されたアートワークにとってのペンダントのようなものだと言う。最も美しい部分はドローイングに残っている、つまり、彼らのメインの活動は描くことで守られているのだ!


Mille Feuilles, Courtesy of Anne Barrault Gallery © Qubo gas 2006

彼らのインスピレーションについて尋ねると、彼らは声をそろえてこう答えた。『私たちは特に何かを得てはいない、特に私たちは3人だから!』私はジャン・フランソワ・モリソーチャールズ・サンディソンのようなアートの先駆者や、また少数のここ10年間のアメリカ人アーティストを指して、まだ何か聞き出そうとした。音楽もまたインスピレーションの重要な要素だ。音楽アルバムのジャケットを描いているアーティストたちは音楽を聴いている。しかしローラは、彼らインスピレーションの源はとても広範囲に渡ることを主張し、ジェフは恥ずかしそうに、彼らには特に先生がいないと言った。彼らは自らの時代にアンテナを張っているのだ。


Qubo gas perfoming in Bologna, Italy © Laura Henno

約2時間に渡る、コーヒーを飲みながらのインタビューのあと、何か新しいことがないか尋ねた。モルガンとジェフが彼らのアートワークを大量に制作する予定のレーベル「Smalticolor」について話してくれた。そのレーベルの始動は、まだ工事中のウェブサイトの動きによる。現在彼らは新しいバージョンの製作中で、ファンは「浮世」や「バオベール・ティト」のDVDに加え、付属品や美術品までも購入することができるようになる。

5月18日、パリのギャラリー・フレンチ・アティチュードにて行われるオープニングでは、インスタレーション作品などを展示する予定だ。

qubo gas
住所:22 rue Emile Desmet, 59000 Lille, France
TEL:+ 33 (0)6 6182 4924
https://www.qubogas.com

Text: Sarah Boisson
Translation: Miwako Nakazawa
Thanks to Fumika Kawase

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