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SHIFT 2006 カレンダー

THINGSText: Yurie Hatano

エドバード・スコット (スゥエーデン)

常に寒い国スウェーデン(カリフォルニアより少し大きい国)にて、独自のワンマンスタジオを運営。2004年にイラストレーション、デザインを始め、フリーランスのデザイナーとして、また現在働く「ストックホルム・デザイン・ラボ」の仕事として数々のプロジェクトに関わる。プロジェクトの分野は様々。基本的なイラストレーションから企業向けまで、また、モーショングラフィックスやマガジン編集にも携わる。様々な形や規模のプロジェクトと共に、常に新しい活動を展開。

作品解説:
この作品は2段階における、カラー、形、光の実験。バックグラウンドが第1段階であり、実際のイラストはストライプのバックグラウンド上に加えられている。

大石暁規 (日本)

グラフィック・アーティスト。フランス国際マルチメディア見本市、ミリア2001新人賞受賞を切っ掛けで招かれたフランスのデザイン・チーム、シマンとともにヨーロッパで活躍。さらにスイスの美術大学ECALで講師をつとめる。この夏、山口情報芸術センターにて「大石暁規/プティボノム展」が開催された。

作品解説:
フランス語で「豆こびと」と言う意味の「プティボノム」が住むモノクロのグラフィカルなミニチュールの都市。

ブライアン・フー (香港)

フーはファミリーネーム。80年代に香港で生まれる。日本のコミックやマンガと共に育つ。香港のシティ大学を卒業。全てのメディアの新しいことに興味がある。現在はフリーランスのモーショングラフィック・デザイナーとして働き、日々精進している。

作品解説:
スチールイメージ上のラインを通して、動きやリズムを表現しようとした。この作品に関してはドラフトから始めたのではなく、流れるままに描き続けただけ。その結果、手の間の存在しないパワーのようになった。ラインや動きの練習のようなもの。

シンボ・ヨシアキ (日本)

1980年生まれ。フライヤー制作、ジャケットデザインなどから店内壁画、ペインティングなど幅広く活動。

作品解説:
普段聞いている音楽からの影響が大きいと思います。音と音の間や広がり、ループ感などを、抽象的で単純な線と形に置き換えて制作してみました。

レザイ美樹 (日本)

グラフィックデザイナー。1976年生まれ。男。本名。多国籍の血が混じる。東京都在住。2000年よりレコードメーカーにてCDジャケットのデザインに関わる。現在、フリーランスとしてストイックなデザインワークから、ローファイなイラストレーションまでボーダレスに活動中。CDジャケットのアートディレクション、デザインを中心に、ロゴ、装丁、ウェアデザインなどを手掛ける。2005年よりアート活動再開。

作品解説:
感情のおもむくままに、人や形を描いています。
無意識にできあがった生物は「ヘロウ!」と呼び掛けてきたので、みんなに伝えたかったのです。
君は独りじゃない。

小原哲也 (日本)

東京生まれ東京育ち24歳。現在、多摩美術大学在学中。

作品解説:
実験グラフィックの一つ。グラフィックも科学や物理などのように度重なる試行錯誤の結晶であり。その日の状況によってまったく違うものになる。そんな中の一つ。

SHIFT 2006 CALENDAR
リリース:2005年10月20日発売
仕様:28ページ、210 x 297mm、フルカラー
価格:1,360 円(税込)
企画・制作・販売:SHIFT FACTORY
取り扱い:世界各地のセレクトショップにて

SHIFT 2006 CALENDAR 展
会期:2005年12月1日〜29日
会場:ソーソーカフェ
住所:札幌市中央区南1西13 三誠ビル1F
TEL:011-280-2240
http://www.shift.jp.org/soso/

Text: Yurie Hatano

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