東京デザイナーズ・ブロック 04

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隣のテントには様々なアーチストの作品の展示スペースが設けられ、例えば日本のデザインユニット「ビンタ」のモーターで動く不思議な木の時計などがあった。丸みを帯びた木の造形物の傾きが現在の時刻を報せているそうで、一見まったく動かないのだが、徐々にその傾きを変化させているという。時間を報せているのだが、見ていると時間を忘れてしまう、不思議な体験をさせてくれる時計だった。


青山周辺には多くのデザイナー達の作品が溢れている。ここでざっと紹介していこう。

まずはデザインプロジェクトの「gg」と「D-Bros」による作品群。色鮮やかで、上品な花びんやカップなどのガラス作品や可愛らしいチェストなどが展示され、階段のかげにそっと置かれたコップは特に目を引いた。

Piet Hein Eek」の作品は廃材を利用したスツールやテーブルなど。作品もそうだが、影絵のような映像の人物が椅子に座るイメージと実際の椅子との組み合わせるなど、映像とコレボレートしてみせる作品演出などが非常に新鮮だった。

過去のデザイナーズ・ブロックのアワード受賞歴のある「Nendo」の素材と曲線を生かし、不思議な可愛さがある照明やマガジンラック。

絶妙な色と大胆な大きさと形状、キラキラ光るスパンコールが特徴のクラウディオ・コルッチによる照明具など、ここかしこにグッドデザインが街角に溢れていた。

そして、メイン会場の一つである青山通り沿いにある国際連合大学。「Open Gate Creativity」というコンセプトのもと、こちらでもカフェや様々な展示が今回のフェスティバル用に設置されている。

ナツメトモミチの「あかりプランターとゆらゆらスツール」が通路で青く光ながら、無造作に設置されている。そこだけまったりとしたやさしい空気が流れているようだ。

水のスピーカーなどのデザインで活躍する音響デザイナーの辻邦浩氏は今回、インタラクティブなインフォメションパネルを出展。巨大なタッチパネルが今回のフェスティバルのインフォーメーションを提供し、横に広がるガラス窓に設置された発光体が、タッチパネルの操作とリンクして様々に色に変化していく。サイエンスフィクションの世界をそのまま現実にした世界。

18人のイスラエルのデザイナーによる靴のデザイン展「Barefoot in Tokyo」。床と一体化したサンダルや斬新なスタイルに裁縫された靴など、普通の靴のブランドでは思いつかない、実用性まったく無視のアートな靴が人目を引く。

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