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IDN マイ・フェイバリット・カンファレンス 2004

HAPPENINGText: Heng WhooKiat

一番最初にスピーチをしたのは、アンディー・ベラス(マザーのプランナー)。彼らのインスピレーションの源に加え、マザーが大切にしている3つの教訓を語った。

1. よい仕事をする
2. 幸せになる
3. 可能な限り長く1と2を続けるために必要なお金を稼ぐ

さらにアンディーは、クリエイティブであるということは、問題を解決することであると語った。重要なのはデザインそのものではなく、まずそこにある問題が何なのかを認識することだという。彼はアメリカと旧ソ連が、宇宙でものを書く方法をどのように異なった方法で解決したかという話を例に挙げた。60年代、宇宙でペンを使うことができなく、宇宙での記録において思わぬ障害にぶつかったことがあり、アメリカ人は宇宙でも使えるペンの開発に何百万を費やし、一方、ロシア人は、別の角度から問題から考え、宇宙では鉛筆を使用するという、ほとんどコストがかからない解決法を見い出したのだという。

ブレスからも、印象的な作品が紹介された。パリで出会ったイネスとデズリーは、現在それぞれベルリンとパリで仕事をしている。異なる都市に住んでいるにもかかわらず、彼女達のデザインはアートの要素も上手く取り入れ、物事は世界でどのようにで存在できるかということを新鮮な視点で見せてくれる。

トーフ親子の生みの親、デビルロボッツは、演劇ような演出で、最近の仕事をいくつか紹介した。デビルロボッツの “セクシーなスタッフ” は、メインの作品である、彼らのアイコンを使用したグラフィックとキャラクターについて語り、パフォーマンスを終了した。彼らは言葉や国境を超えて、世界中の人々とコミュニケーションしていた。

1日目の終わりに、「デザイン・シンガポール」はカンファレンスのオープニングパーティーを主催し、ルージュという場所で展覧会を開いた。分野を超えた様々なデザイナー4人が、20/20展覧会で作品を展示し、シンガポールのセレブ、エイドリアン・パンにライブでインタビューを受けた。

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