「ハピネス展:アートに見る幸福への鍵 モネ、若冲、そしてジェフ・クーンズへ」

HAPPENINGText: Yuki Ishida

53階の会場とを行き来するエスカレーターホールには、森村泰昌の10×6メートルという巨大な作品、しかも新作が4点。圧巻。

ハピネス展のパブリシティなどで目にすることも多かった、伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」は、こんなところでも見られる。実物はもちろん会場で。

あまりアートに興味がない人も、ハピネス展のチケットで入場可能な「東京シティビュー」と呼ばれる展望台は(ミーハーだけど)一見の価値アリ! まさに、絶景! 実際に、まったく展覧会に興味がなさそうなカップルが足早に美術館内を通り過ぎるシーンもいくどか目撃。でも、それもまたよし(真摯なアートファンの心の内は定かではないが)。夜景のついででもいいから、六本木ヒルズの52・53階に行ってみよう。

森美術館開館記念展
「ハピネス:アートに見る幸福への鍵 モネ、若冲、そしてジェフ・クーンズへ」

会期:2003年10月18日(土)〜2004年1月18日(日)
時間:10:00〜22:00(金・土曜日24:00まで、火曜日17:00まで)
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー52、53F
料金:一般 1500円、大学・高校生 1000円、 4歳〜中学生 500円
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
https://www.mori.art.museum

Text: Yuki Ishida
Photos: Yuki Ishida

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