ミリア 2001

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「まだまだ」この言葉がよく似合うのが今回のミリアであった。もっと他にあるに違いない、もっと極めることが出来るに違いない。こんな感覚が、インフラストラクチャーを提供してゆく通信系の企業にも、そして、コンテンツを提供したり、また、それをのせるためのプラットフォームを提供する企業やクリエーターたちからみなぎっていたのだ。

インタラクティブなデジタルテレビ放送、ブロードバンド・インターネット、WAPやi -modeといった携帯電話の表現力の向上、そして次に来る次世代携帯電話、今まで最先端のテクノロジーとして特別な存在でしかなかったものが、本当の民生向けサービスとして一気にヨーロッパ中に押し寄せてくることが決定付けられている中にあって、実現したその時にむけて「まだまだ」が続けられているのだ。「まだまだ」その感覚は、自分たちのビジネスプランやコンテンツ展開の手の内を見せ、その反応を探りあい、パートナーを探しあうかたちにそれは反映させていた。


スペインを拠点に巨大なスペイン語・ポルトガル語圏を市場として、インターネットと携帯電話サービスを提供しているテラ・グループの携帯電話部門・テラモバイル(スペイン)のCEOでであるエリセオ・サンチェは、ミリア内で開かれたシンクタンク・サミットの中で、テラモバイルが考えている次世代携帯電話に向けたデータ伝送量に対応したサービス展開案を提示しながら、これらを実現してくれるコンテンツやサービスのパートナーを求めていることを率直に語った。テラが想定するデータ伝送量に対応して提供できるサービスは、現行の携帯電話から対応できるものとしてテキストベースの情報提供サービスとし、次世代携帯電話へと向かう過渡期の高容量データ転送に対応したものとしてバンキングや既存のWWWの閲覧やゲームなどのデータ取り込みベースでのエンタテインメントと目して、現在、必要としているのはここの部分をサービスとして提供してくれる存在だというのである。そして、来年以降より始める予定の次世代携帯電話において動画の配信や本当にリアルタイムなテレビ電話を実現してゆきたい(というよりもそれより他にアイディアが無いので何か欲しいという意図)というのである。

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