札幌市内のカフェや美容室などを中心に配布されているフリーペーパー「ピリカ」。約5センチ四方の小さな小包状のフリーぺーパーで、その包みを開けると、カードが10枚程入っている。月ごとにテーマが設けられ、例えば音楽だとそれと思わせるデザインのイラストや写真などの作品が一枚ごとに描かれており、裏にはその作者の名前やメッセージが書かれている。そのサイズのせいか、思わず集めたくなる気持ちにさせるフリーペーパーだ。
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発行しているのは「ピリカプロジェクト」。「ピリカ」とは、アイヌ語で“美しい、正しい”の意味があり、クリエイティブな活動を通じて様々な人々と交流し、その輪を広げていく事を目的としている。具体的には、フリーペーパー「ピリカ」の発行、ウェブサイト、イベント開催などが主な活動である。その「ピリカプロジェクト」が主催する「ピリコンパ」の第3回目がソーソーカフェで開催された。デザイナー、ミュージシャン、詩人などクリエイティブな活動をしている人や、興味のある人なら誰でも参加できるこの気軽なオープンミーティングイベントは、様々なジャンルのクリエイターとのコミュニケーションを、楽しみ、刺激しあい、つながりを作る事に成功している。
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会場に入ると、まず受け付けで1人ずつポラロイド写真を撮り、そこに自分でメッセージを書き加えて壁に張っていく。このいきなりの出来事に戸惑う人も中にはいたかもしれないが、逆にこういうコミュニケーションを重視するイベントだけに、来場者にとっては、、会場の雰囲気にスムーズに打ち解けるいい演出となって参加意識を高めていた。
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オープンから1時間も経つと会場は、沢山の人で溢れかえった。ピリコンパを盛り上げるDJ陣は、ブラジル音楽のウェブサイト・イベントを主催する「COMFORTABLE BOSSA」が担当、軽快なリズムに自然と体も動き会話も弾んでいた。また、この日は自分で作品を持ってくれば展示スペースに展示できるといった事もあり、ポートフォリオやポストカード、なかにはキャンバス持参の来場者も。クリエイティブな人間が集まっているのだから、ここでの出会いに刺激があるのは間違いないはず。いたるところで自身のポートフォリオや作品などを見せ合い、様々な話題で語り合う。また会場中央には、今まで配布したピリカのバックナンバーが並び、あれが好き、これが好き、などと語る姿もあれば、一枚づつポケットに入れていく人など、それぞれの愉しみかたで、その時間を共有する姿があちらこちらで見られた。
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フリーペーパー・ピリカに参加するためには、参加費3500円を払えば、誰でも自分の作品がピリカに包まれて札幌市内の主要スポットに配布される、自分の作品を大勢の人に見てもらう機会としてだけではなく、そこからさらに色々な繋がりに拡がるかも知れない。詳しくは、ウエブサイトで。
PIRKA「PIRK-ONPA 3」
日時:2003年11月15日(土) 20:00〜24:00
会場:SOSO CAFE(ソーソーカフェ)
住所:札幌市中央区南1西13三誠ビル1F
料金:前売り1000円 フライヤー持参で当日 1,000円 当日 1,500円(共に1ドリンク付)
主催・問い合せ:ピリカプロジェクト
Text and Photos: Shinya Sagai
ピリカプロジェクト:ピリカは、アイヌ語で“美しい、正しい”の意味で、クリエイティブな活動を通じて様々な人々と交流しその輪を広げていく事を目的としています。具体的には、フリーペーパーの毎月発行、ウェブサイトの開設、イベント開催などです。この活動で世界中のあらゆるジャンルで活躍するクリエイターの作品の発表の場を提供しようと思っています。また、そこから生まれたネットワークによる情報交換、新しい企画などへの発展も考えています。